愛と復讐の挽歌の作品情報・感想・評価

「愛と復讐の挽歌」に投稿された感想・評価

『男たちの挽歌』が日本公開されたあと大量にビデオスルーされたチョウ・ユンファ主演香港ノワール物の一本。当時は七三オールバックのチョウ・ユンファに違和感があり、邦題も『愛と復讐の…』って何か昼ドラみたいなドロドロ感あるタイトルなので敬遠して未見のままだった。

暗黒街の顔役サイとかつての右腕だったユンが対立し、そこに裏稼業から足を洗ったクォが仲裁に入るも何かゴチャゴチャして最後は大量虐殺大銃撃戦で前半のストーリーなんかどうでもよくなるいつもの香港ノワール。

若き日のアンディ・ラウが共演、ヒロインはトニー・レオンの嫁さんカリーナ・ラウと映画『霊幻道士』の悲しき女幽霊ポーリン・ウォン。途中で頭を撃ち抜かれたポーリンさんがチョウ・ユンファに肩を抱えられて敵から逃げてるんだけど、どう見ても少し歩いてる…、まだ霊幻道士の女幽霊役が抜けてないのか。

ラストはチョウ・ユンファとアンディ・ラウと無名ザコキャラおじさんの3人が敵の豪邸アジトに乗り込むも案の定、無名オジサンは撃たれまくって蜂の巣状態。
二人だけになったユンファとラウの前に立ちはだかるのは数十名の敵の手下たち。
そこでユンファが取り出しのはグレネードランチャー。この攻撃で手下たちは大爆炎風にガチで巻き込まれ、死人が出てるんじゃないかと思わせる程の大迫力。この映画で一番凄いのは名もなきエキストラ俳優たちでしょう。
爆風でもっと凄い吹っ飛び方をする手下役はさすがに人形を使ってた。

何発撃たれてもまだまだ元気なチョウ・ユンファ、クサい演技に雑な編集と大げさな劇伴、毎度のことながら香港品質はしっかりと保たれています。劇伴は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』に似ているエンリオ・モリコーネ調。だからなのかワンアメのデ・ニーロを意識してユンファもオールバックでキメてたのかもしれないね。
2部作後編。
アクションがメイン。

後半である本作が先に公開された異色の2部作な訳ですが、最初にちゃんと前作のあらすじがあるのでこれから観てもまあ問題はなさそう(理解がかなり浅くなるだろうけど)。前作は主人公を1人に絞れないくらい各キャラの絡みが多かったのですが、今回は完全にチョウ・ユンファが主人公でした。チョウ・ユンファ目当ての方はこっちの方が好きだと思います。

また前作が兄弟の絆と対立をメインにした話だったのに対し、今回はヤクザの権力争いと潰し合いがメインでした。日本ヤクザ映画にもよくある「血で血を洗う抗争」が展開されます。そして「中盤まで虐げられてきた者たちが、ラストに多勢に無勢の中で玉砕覚悟の特攻ガンバトルを仕掛けて巨悪を倒す」という香港ノワールのお決まりが炸裂します。

しかし全体的に盛り上がり切れなかった印象。中盤のヤクザ同士の仕掛け合いや裏切り合いが面白かったのですが映像的に安っぽいと言うか、迫力に欠けると言うか。殴った時の効果音とか発砲音とか何となく安っぽい感じでした。実際はこんな感じなのかもしれませんが香港映画特有の野太い効果音が好きなのでちょっと残念。シン・フィオンのシーンとかも「窓ガラスもっと割れるでしょ、てかその距離だと後ろに吹っ飛ぶでしょ…」って感じでツッコミどころが多かったです。

チョウ・ユンファのラストバトルに関してはもっとガンアクションを長く見せて欲しかった。監督は彼の活かし方が分かってない気がする。彼の魅力は殴り合いじゃなくてガンバトルにあるんだよ。何で殴り合いに持って行かせたのかね。破壊力のある特大銃→雑魚を一掃するマシンガン→宿敵とタイマンする2丁拳銃。この流れが欲しかった!まあここまで来るとチョウ・ユンファと言うよりジョン・ウーですが…笑

ハードルを上げ過ぎずに軽く楽しむくらいのスタンスで鑑賞することをオススメします!
車から逃がしてやった裏切者が結局はユンファを殺そうとしてたってことを画だけで分からす演出が良かった
暴力団内部の権力抗争に敗れたけど必死に仕返ししようとしたせいで仲間がだんだん殺されていき、ついには家族の元へも月餅爆弾のお歳暮がご送付される

ゴッドギャンブラーメンツいっぱいで楽しめた
ありえないむちゃくちゃな敵屋敷カチコミは二人だけで無双してて良かった
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.5
これ続編だったのか…?
冒頭の人物相関説明に着いてけなかったけど、おおまかには、チョウ・ユンファ演じるボスが、自分を憎む元手下に追い込まれる話。裏切りと死が延々と続き、さすがにやめてと思ってしまうくらい人が殺され過ぎて悲しかった。
もっと元気なチョウ・ユンファが観たい!
ところで音楽が場面の雰囲気と合ってなくないかい?

このレビューはネタバレを含みます

あらすじをガーッと言われるから「野望編」から観るべきだったかと思ったけど、公開順で見ますわ。元々は1本の映画らしい。
人が死にまくるよ。
ユンファ(役名はサイ)のキスシーンが2回あるけども、部下を助けようとしたり男前である。そりゃユンもフられるわ。奥さんがビシッと言うタイプで良かった。ついでに玉を蹴り上げてもらいたいくらいです。
六号役の成奎安が荷物持ちしてると喜び、暴れると喜び、蜂の巣にされて血を吐くと喜び。しかし本人も70歳まで長生きしてほしかった…としんみりしちゃう。(享年54歳)
あんな強面な窓拭きがいたらチビる。
残された金魚は誰が育てるの!死んじゃう!!
運転手の吳康寧がいい子だった。見逃そうとしてた部下をナイフで刺すから裏切る側かと思ったら実は銃を隠し持ってたという演出。終盤まで生き残るのにね…蜂の巣…。
罠にはまって警察に囲まれた際にアクション監督の梁小龍の叔父である梁少松が出る。親戚特権!
手土産が爆発する空気がプンプンするからビクビクして見てたけど、爆発の瞬間は建物の外からなので、バラバラの子どもの遺体とかは出ません。しかし結構火力があって妻も子どもも死亡。許せん。
失うものはもう何もないと言わんばかりに二人で香港へ。ユンファは元々行く気だったが。
運転手がバレて近づいて瞬殺されるのが推しの陳明偉さん。短いな!
絡み役がいっぱいいる中を物騒な銃でドッカンドッカン火力がすごい。ファイヤースタントさんも大変である。家に入っても女ごと撃ってしまえと撃ちまくり。ユンの登場の仕方よ。親父さんいいとこで来てくれたが死んでしまった。ユンの側近が一番可哀想だわよ。上司は選んだ方がいい。
アンディ死んじゃったかと思ったけど生きてた。ナイスダニーさん。

メガネアンディの芋っぽさたまらんですね。しかし、眼鏡の扱いが雑である。豚焼いてる時に外してそのまま香港行きましたが一体視力はいくつなんだい。
アンディが泣きそうな顔で銃撃ちまくるの好きです。


六号萌え +0.2
メガネアンディ +0.2
ユンファアンディ +0.2
終盤の火力 +0.2
サイと六号のスピンオフください +0.1
有能運転手 +0.1
キスシーン×2 -0.1
子どもが死ぬ -0.1
ちょっとカラーというか雰囲気が変わったが、
やっぱ素敵。
こういう映画は時代時代で作り続けて欲しいな。
見てる人少ないなぁ
劇団ひとりがスマート
悪役がイイとしまる
cian

cianの感想・評価

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美しい画!面白かった、ギャング映画の非情さと悲しさはとても好き。続編の方が有名なのかな... 続編も見たい
LEE

LEEの感想・評価

4.1
前作はアンディ兄弟が主人公みたいな感じだったけど今回はユンファが主人公
感想としては全体的に前作より洗練されてる!って感じ
ユンファの演技もより深いものになったように思うし、演出もうまいなぁと感じるシーンもあった(ユンファの部下を車外で殺すシーンはすごい感心した

勿論銃撃戦もパワーアップ!
ラストの大爆発&大殺戮は中々テンションが上がった!
危険なファイヤースタントもありびっくり!

前作から数年後の話なのでいきなり前回の敵が仲間になってたりとかはちゃんと描いて欲しかった感はあるけど個人的には大満足!

しっかしメガネアンディいいなぁw
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