・「ありがと」尾道のゆったりした雰囲気。白黒ながらいつもの小物をレイヤーした絵づくりで、牧歌的な尾道は上から海を臨み、大東京は観光バスから間近で見上げるように。メリハリのきいた構図。東京のビルから見…
>>続きを読む白黒だと建物や人の陰影がカラーよりもはっきり見える。
厄介者扱いしてるのが両親にも知られてるってなんか両親からしたらすごく切ない。
やっぱりその時代の日本は親の期待に応える、親のついて欲しい職業に就…
46本目
授業でほぼ全編鑑賞。小津安二郎作品まさか授業で最初に観るとは思ってなかったけど独特な世界観があってハマりそう。家で観たら寝ちゃいそうだな〜
ある家族について覗き見しているような視点でず…
現代って親も子もドライになったんだな、と思う。
子供が構ってくれない、冷たい。現代では当たり前過ぎてなんの意外性もない。
もはや時代劇と言えるレベルの家族関係への期待の高さ。
まぁ、ここまでではない…
何もかも全てが真っ直ぐでリアルな作品だった。
初めて昔の映画を観たけど、エンドロールが一番最初に流れたり、画角の動かし方に特徴があったりなど、今の映画と違う部分も発見ができて、面白かった。
ただ…
小津安二郎初。
ストーリーは起伏が少ないが、当時の日本の様子が高解像度で伺い知れるいい映画だった。
お父さんも本当は寂しくて、子供たちとの距離にも思うところはあるけど、それも世の常だと今の幸せに感謝…
・直接血のつながりのない原節子演じる義理の妹が誰よりも義理父母を大切にしている様子を描いてる
・長女は特に自己中心的で嫌な人物として際立っていた。熱海旅行をめぐる態度や喪服を意識した考え方、形見を求…
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