このレビューはネタバレを含みます
彼らがどんな名称の区別によって普通や一般とは異なることにされているのか明確な説明はなかったが、そこにあったのは何ら変わらない普通の生活だったように思う。むしろ普段理性によって抑え付け蓋されている欲望…
>>続きを読むレビューがとても難しい映画。
撮影対象が見た目で障害があるのが分かる人たちより、見た目では分からないが、内面的な障害(自閉症的)が対象とした方が興味深く、おそらく監督自身も思っていた事だと思う。
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監督が知的障がい者の人々のどの面を切り取るか、という時点でドキュメンタリーはすでに始まっていて、佐藤真は『花子』しかり、アールブリュット的な活動にとても興味を持っている。
個人的には、陶器を作ってい…
面白かったんだが、この映画を面白いと思うのって、この映画に出演しているアーティストたちのことを自分とは”違う”と思ってるからじゃないかと、思ってしまった。
そもそも人間はみんな違うんだけど、それは…
Palabraさんの期間限定配信でみた。アール・ブリュットやアウトサイダー・アートと呼ばれる、いわゆる障害者の方々のアート作品を扱ったドキュメンタリー作品。
普通ならもっと客観的な視点が入るのがア…
シゲちゃんコレクション
カメラの存在
お風呂の色
ラムネの音
ラストが素晴らしい
録音がすごく良かった。菊池信之かと思ったら違った、誰なんだろー ドキュメンタリーの面白いところって音だと思う フ…
引き続き、佐藤真監督によるドキュメンタリー。
今作は、障害者の方々がアートに取り組む活動を捉えた作品。
兵庫県西宮市の武庫川すずかけ作業所・絵画クラブ
神奈川県平塚市の工房 絵(かい)
滋賀県信楽…
傑作。
障害者アートを追ったドキュメンタリーなのだが、群像劇仕立てで、ひとりひとりのキャラ立ちがいとおしい。
特に“シゲちゃん”のキャラは強烈。
「競泳水着、スクール水着、シースルー水着…」大声でハ…
佐藤真①
障害者アートを題材にしたドキュメンタリー。大方の観客は無意識のうちに重大な告発や啓蒙的な深いメッセージを期待して本作を観るのだろうが、佐藤真はそんなものは意に介さず、被写体をまっすぐに見…