原題は『活着』英題は『TO LIVE』
正に人生は『禍福は糾える縄の如し』、『塞翁が馬』。
主題が見えてきてからはのめり込んでしまった
賭けを辞められず屋敷を失い、貧民に転落したがそのおかげで…
波
貧乏は金では救えない。命も金では戻らない。
面目なんてとうに丸潰れ。
何度倒されても再起する、とある一家の物語。
可笑しいくらいに強運な面もあるから凄い。
「なんなのよ」と言いながら微笑み合う…
そこまで、と思わされるほどの悲嘆の連続なのに、どこか明るく2時間を超える長尺があっという間。チャン・イーモウの品格なんだろうなと思う。外出の憚られる時世にあっての救いはサブスク。古典的名作はAmaz…
>>続きを読む授業で扱った時はいまいち理解できなくて、なんだこれって思ってたけど、改めて思い返すといろいろ考えさせられる映画だと思う。
まず、「生き残るのは主義主張のない人たち」ということ。
主人公の福貴が、国…
激動の時代を生きる夫婦の大河ドラマ。
福貴は賭け事で負けて家を追われたがために命を免れる。暗くも共にした友が自分の子供の命を奪ってしまったり、空腹の教授の腹を満たそうとしたことが最終的に娘の命を奪…
文化大革命という人類史上最も愚かしく哀しい時代を生きた一家の物語を素朴に淡々と描く。派手さはないがしみじみとさせられるお話。我々がこの時代の愚かしさを嗤うことはできない。それは飽くまで後講釈に過ぎな…
>>続きを読む中国人一家の物語
山東省が舞台?原作小説は未読
賭博で身を持ち崩した地主階級の男の一代記
1940年代から文化大革命の最中まで
影絵師をしていたら国民党の軍隊に徴用
→人民解放軍に捕まる→大躍進の製…