国共内戦から文化大革命まで、20世紀の中国を背景に、ひと組の夫婦の人生を描いた作品でした。
中国を美化することなく、明確な批判もせずに、市民が感じる不安や危うさを静かに映し出しています。影絵という…
   「それでも生きろ」
1940年代から1960年代の中国
激動の時代を生きた一組の夫婦を描いたチャン・イーモウ監督作品
大地主のどら息子福貴(グォ・ヨウ)は家族が止めても博打ばかりでツケが溜…
40年代 50年代 60年代
国共内戦 三反五反運動 大躍進政策 文化大革命
激動の時代を生きた夫婦 そして中国人⋯
文革がテーマの中国作品はいくつかあるが、この映画はなぜにここまで日本公開が遅…
このレビューはネタバレを含みます
中国文化革命前後を2時間で綺麗にまとめていた、歴史の勉強になる
主演のグォ・ヨウの演技の幅が広いのなんの、最初と最後は同一人物か??と思った
人生運が良かったり悪かったり、自分は得をしても子供が死ん…
中華の激動の歴史と重なるようにして、荒波のような人生を過ごしてゆく福貴の人生を描く物語。
漢民族の精神性というか、ご近所どうしが協力しあったり人と人のつながりを重視するというのは共産主義台頭以前から…
余華(ユイ・ホア)原作・脚色を、張芸謀(チャン・イーモウ)が監督した、1994年製作、2002年公開。資産家の息子は、博奕に明け暮れ、家もカネも失う。妻役の鞏俐(コン・リー)が老年期まで演じる。 文…
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まさに人生だったな。主人公は、何かひとつでも違えば地主だからって理由で銃撃されてたかもしれないし、軍隊で出世しても走資派のレッテルを貼られた可能性だって充分にある。それを免れた代わりに家と子どもを失…
>>続きを読む起承転結
起:なんだかどうしようもないストリー、雰囲気で話は進んでいく・・・
転:一気に話に引き込まれていくこの転換は「ライフ・イズ・ビューティフル」を想像してしまった。そうかこの映画の高評価はこ…