中華の激動の歴史と重なるようにして、荒波のような人生を過ごしてゆく福貴の人生を描く物語。
漢民族の精神性というか、ご近所どうしが協力しあったり人と人のつながりを重視するというのは共産主義台頭以前から…
余華(ユイ・ホア)原作・脚色を、張芸謀(チャン・イーモウ)が監督した、1994年製作、2002年公開。資産家の息子は、博奕に明け暮れ、家もカネも失う。妻役の鞏俐(コン・リー)が老年期まで演じる。 文…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
まさに人生だったな。主人公は、何かひとつでも違えば地主だからって理由で銃撃されてたかもしれないし、軍隊で出世しても走資派のレッテルを貼られた可能性だって充分にある。それを免れた代わりに家と子どもを失…
>>続きを読む起承転結
起:なんだかどうしようもないストリー、雰囲気で話は進んでいく・・・
転:一気に話に引き込まれていくこの転換は「ライフ・イズ・ビューティフル」を想像してしまった。そうかこの映画の高評価はこ…
内戦から文革の時代を生き抜いた家族の物語。文革は本当に大変な時代だったと思うけれど、けっこうユーモラスに描かれてもいて、饅頭7個には笑ってしまった。なんでそんなに買ってきたし。
最後に出てくるのちの…
人生だ
賭博で家を失い地道に家族と生き抜いていく姿に華やかさはない
革命下の激動の時代、不幸続きで暮らしは一向に良くならない
でも根っこの部分で生きてさえいればなんとかなるという淡い希望を感じさせ…