チャン・イーモウ×コン・リー。
この組み合わせだと100%美男子が登場しないのは、監督がコン・リーに浮気して欲しくないからなのか?
文化大革命時代を逞しく生きた庶民のお話。
非常に中国共産党を美化し…
カンヌ映画祭グランプリ(準優勝)のチャン•イーモウ監督作品で、個人的には、『さらばわが愛』の次に好きな映画です。
1940年代から1960年代の激動の時代に翻弄されながら必死に活きた家族の物語を、…
【見どころ】
① 激動の時代。
② 不条理な社会。
③ 人々の逞しさ。
④ 夫婦の絆。
⑤ 残酷な運命。
【感想】
戦争と革命に揺れる中国。時代、思想、風潮、民衆…いくつもの荒波が押し寄せ、民衆を…
文化革命前後の中国が激動の時代の家族に焦点を当てて、とても丁寧に描かれていて、ほっこりしたり、ショック受けたり。
とくに父親役の役者さんにはドギモをぬかれるほど、素晴らしい演技だった
近くて遠い国…
このレビューはネタバレを含みます
【万事塞翁が馬】
ドラ息子が博打に溺れて、仲間に博打負けて、家を取られ、嫁に逃げられ、影絵芝居で食い繋ぐが人民軍に捕まる→人民軍皆殺しの八路軍に捕えられるが、影絵芝居で助かる→
戦争終わり帰宅、後…
このレビューはネタバレを含みます
1940年代から1960年代にかけての中国の歴史を知ることができる作品。
文化大革命によって知識人の追害により医師がいなくなり、看護学生だけで出産に携わるシーンが衝撃だった。追害になった医師を連れ…
どこまでも不幸な話なんだけど、主人公の福貴演じるグォ・ヨウがコミカルだから、暗くなりすぎない。
過去の中国について、『中国の怪物』という本を読んで、結構衝撃を受けたことがある。
中国はものすごい強烈…
“翻弄される”
とはこのことか
そんな大作だった。
中国が作った中国の戦争映画を見たのは初めてかもしれない。
プロパガンダ? と思ってしまったが、イヤ、ちゃんと批判と皮肉を含んでいる。
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