文化革命前後の中国が激動の時代の家族に焦点を当てて、とても丁寧に描かれていて、ほっこりしたり、ショック受けたり。
とくに父親役の役者さんにはドギモをぬかれるほど、素晴らしい演技だった
近くて遠い国…
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【万事塞翁が馬】
ドラ息子が博打に溺れて、仲間に博打負けて、家を取られ、嫁に逃げられ、影絵芝居で食い繋ぐが人民軍に捕まる→人民軍皆殺しの八路軍に捕えられるが、影絵芝居で助かる→
戦争終わり帰宅、後…
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1940年代から1960年代にかけての中国の歴史を知ることができる作品。
文化大革命によって知識人の追害により医師がいなくなり、看護学生だけで出産に携わるシーンが衝撃だった。追害になった医師を連れ…
どこまでも不幸な話なんだけど、主人公の福貴演じるグォ・ヨウがコミカルだから、暗くなりすぎない。
過去の中国について、『中国の怪物』という本を読んで、結構衝撃を受けたことがある。
中国はものすごい強烈…
“翻弄される”
とはこのことか
そんな大作だった。
中国が作った中国の戦争映画を見たのは初めてかもしれない。
プロパガンダ? と思ってしまったが、イヤ、ちゃんと批判と皮肉を含んでいる。
…
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40年代、50年代、60年代……と中国の歴史の流れの雰囲気にも沿ってひとつの家族の追っていくんだけど、『人間万事、最奥が馬』的な話かと思えば、そうでもない。ひとつのちょっとした匙加減で選択肢で大きく…
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1940年代から文化大革命にかけて、激動の時代を生きた家族の物語。
運命に翻弄されるとはまさにこの主人公のことを表しているようなもので、ギャンブルによる破産で死を免れたり、逆に良かれと思った行為が…