活きるに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『活きる』に投稿された感想・評価

“翻弄される”

とはこのことか

そんな大作だった。


中国が作った中国の戦争映画を見たのは初めてかもしれない。

プロパガンダ? と思ってしまったが、イヤ、ちゃんと批判と皮肉を含んでいる。

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ミチ
4.1

このレビューはネタバレを含みます

40年代、50年代、60年代……と中国の歴史の流れの雰囲気にも沿ってひとつの家族の追っていくんだけど、『人間万事、最奥が馬』的な話かと思えば、そうでもない。ひとつのちょっとした匙加減で選択肢で大きく…

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AR
4.3

このレビューはネタバレを含みます

1940年代から文化大革命にかけて、激動の時代を生きた家族の物語。

運命に翻弄されるとはまさにこの主人公のことを表しているようなもので、ギャンブルによる破産で死を免れたり、逆に良かれと思った行為が…

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4.3
役者さんが豪華。いつものチェンカイコー監督お決まりのメンツ。
Juzo
4.5
本作の核心にあるのは、タイトル通りの「活きる(活着)」という営みそのもの。
それは力強い英雄的な生ではなく、むしろ無力さを受け入れながら、それでも前に進む庶民の姿。
「生きるために生きるんだ」

大きな歴史のなかにあって、一人間の存在はあまりに無力。禍福の変転は絶え間なく、苦楽の境を見分ける術すら求め得ない。ただ許されているのは、活きることのほかにない。
本作は四十年代から六十年代の中国を、…

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haru
4.7

ふとまた観たくなって、改めて観てみた一本です。
この映画は、たった一つの家族の物語でありながら、国共内戦から大躍進、文化大革命へと続く中国の激動の時代がしっかりと描かれていて、改めてその重みに圧倒さ…

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730
4.4
2016 11/23

授業で鑑賞

激動の中国を生き抜いた家族のストーリーの大作。
文革が激化してからのシーンは目も伏せたくなるくらい苦しかった。
母強し。
も
5.0

コンリーが出演する作品はどれも当たり(持論)です。

彼女が演じる女性像は独特でかつ非常に印象深い。今の女優であのような雰囲気を醸し出せる人はまずいないだろう。

封建的な社会から一気に共産的な社会…

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『活きる』 (1994/中国/131分)
とある中国の市井の家族の目線から1940~1960年代(国共内戦~文化大革命)の中国の激動の歴史を描いた作品。
コン・リー(鞏俐)と『さらば、わが愛/覇王別…

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