このレビューはネタバレを含みます
独身時代に見たときと印象が全然違った。子育て中の今はどうしても母親役のコン・リー目線で見てしまった。家族って、時代って、と考えさせられる。文化大革命時代、生き延びるだけで大変ということがよく分かる。…
>>続きを読む北京オリンピックの開会式を手がけたチャン・イーモウ監督の作品が気になり、この作品を観る運びとなった。
中国映画を観るのは初めて。
1つの作品で、「人間が生きる」ことについてこれほどまで考えさせら…
オンライン鑑賞会のお題にて。
これは自分の推薦作。中国映画はあまりお題に上がらないのと、「さらば、わが愛/覇王別姫」がめっちや好きなので、これもまた感動できるのでは?と、トライ。
結論か…
イーモウ最高傑作では。素晴らし過ぎた。国共内戦から文化大革命、40〜60年代の中国を映す。三体と合わせて見て時代感の解像度上がる。この頃の中国の庶民、凄い。人間万事塞翁が馬とはこのことやな。政治の怖…
>>続きを読む博打に明け暮れて富裕な親からの家屋財産全て人手に渡って妻にも愛想尽かされたダメ夫福貴(フークイ)とその一家の30年間に渡る家族史。1940年代国民党と共産党人民解放軍の内乱から中華人民共和国誕生、5…
>>続きを読む福貴に叫ぶ。「共産主義があんたに何してくれたよ?」イデオロギーとか宗教とかって、人を置き去りにしたら、暴力だと思う。
でも、その真っ只中で、悲しみも悔しさも憤りも、みーんな抱えて、今を活きる福貴と奥…