死が風景に溶け込んでいた。そう感じたのは、能登が舞台だったからかもしれないし、光と影の演出。小津さんを思わせるロングショット長回しの多用。主人公の気持ちが静かに伝わったからかもしれない。
終盤、
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是枝裕和監督の劇場デビュー作だが、荒削りどころか既に凄まじいアート性を兼ね備えた作品に仕上がっている事にまず驚く
ホウ・シャオシェン作品のような風味を味わいながら、初期の河瀨直美監督はこの辺りの影…
幼い頃、予告編に引き込まれて観た作品。
なぜ夫は、自ら亡くなってしまったのか…新天地の新しい家庭で過ごしているが、自分より先立った人たちへの想いに囚われ続ける主人公の再生の物語。大切な相手を失った…
興味はあったけど、U-NEXTの星評価が3.5と他のものより低くて何となく後回しにしていた作品。やっと見れた
最初から最後まで流れるようにストーリーが進みその間のシーンがどれをとっても絵になるようだ…
是枝監督の一本目、青臭いでも上滑りでも興覚めでも鼻につくでもない、きっちりとしていた、慎重だった。構図が美しいのは重要だけど、それだけじゃ映画になって動き出さない、とも思う。命が吹き込まれてない人形…
>>続きを読むこの映画はたくさんの沈黙の中にたくさんの葛藤がある。そしてそのどのシーンも美しい。
色んな風景を通り過ぎて、たどり着いた嫁ぎ先の田舎でずっと彼女が疑問に思っていたことを彼に尋ねるシーンが好き。胸が…