谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座の作品情報・感想・評価

谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座1971年製作の映画)

製作国:

上映時間:84分

ジャンル:

3.6

「谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座」に投稿された感想・評価

健多郎

健多郎の感想・評価

2.5
ガキがえげつないことをしまくるはなし

谷岡ヤスジの(ほぼ)同名漫画が原作
よくもまあこんな実写化に向いてなさそうな映画を長編映画にしたなあと逆に感心します
内容はもちろん徹頭徹尾カオス
運行中の線路に子役を寝そべらせたり(隣の線路を普通に車両が走ってる)、子役の前で女優が脱いだりなんて今だと出来ないんじゃないかなあ
どんなひどいことが起こっても「なんだなんだ」「どしたどした」で解決し、死んでもすぐに生き返る漫画的表現をそのまま実写で行っているので狂気感も満載です

この内容の映画が普通に公開されたことも驚きですが、俳優の豪華さにも驚く
父親役は三波伸介、「アサー!」で有名なムジ鳥は宍戸錠、ちなみに宍戸錠の弟の郷鍈治もワンシーンだけ出てます
樹木希林、仁鶴師匠、カルーセル麻紀らもワンポイント出演…
宍戸錠が丸焼きにされたりカルーセル麻紀が小学生にエロいことされるシーンなんて初めて観たよ…
昼に近いアサッー!!!

って何が面白いんだろって思ってました。天才・谷岡ヤスジの漫画。昔々、確かヤンジャンで読んだのがヤスジ初体験だったと思うんですが、なんでこんな漫画載ってんのかな、と。

その後もそんなに触れることはなく、今に至ってますが、こと谷岡ヤスジが映画に関わるとクレイジーだという噂は聞いておりました。

。。。狂ってますね(^_^;)

オープニングからツェッペリンの『移民の歌』丸パクリのテーマ曲からスタート。

基本的にエロとグロとナンセンス。しかも何が凄いって、それを子役相手にやってること。おおらかだよなぁ、昭和。

おっぱいネタは当たり前!
ムジ鳥(谷岡ヤスジのマンガに出てくる鳥)役の宍戸錠を丸焼きにして食べちゃうわ、少女がキス指導とかされちゃうわ、タンクローリーに轢かれてペチャンコになるわ(マンガ的にです)、教室でビール呑んじゃうわ、お金脅し取るわ、大人の女ナンパしてラブホ入るわ、女教師襲っちゃうわ、スカートめくりしちゃうわ、父の会社のOLさんたちのトップレスショーみちゃうわ、もうやりたい放題。

子役トラウマにならなかったかしらw(゜o゜)w

スケベなシーンでは鼻血ブー!

万事、ナンダナンダナンダ、どしたどしたどした、ですませちゃう(笑)

キャストがやたら豪華だし、当時はそこそこ大きな公開されたんだろうな。

埋もれてしまった昭和の怪作。掘り起こしちゃいましたが、また埋めておきます。今の世に出しちゃいけないわ(笑)
ハイパーバイオレンス映画。
子供が親父のタンクローリーに轢かれたり、両親の脳ミソに汚物入れて遊んだり、宍戸錠を丸焼きにして食べたり。

「なんだなんだ」「どうしたどうした」といった、ベタな漫画において何の批判もなくクリシェ化していた台詞たちは、俳優が発声することによって途端に不気味さを表す。
あの頃映画。
怒ると出っ歯になる。
エロいもん見ると鼻血ブーする。
子供が観覧車で首吊る。
子供がおっぱいチューチューしまくる。

そんな映画。現代では考えられない。無茶苦茶。
なんだなんだなんだ
どしたどしたどした

アタック一郎みたさに