蟻の兵隊に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『蟻の兵隊』に投稿された感想・評価

ハ
4.0

長野旅行中、特に予定を決めていなかったので近くの映画館のスケジュールを調べたら丁度トークショー付きの回が観れそうだったので飛び込んで来た。偶然にも鑑賞する機会に恵まれて本当に良かった。

これが映画…

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4.0

約20年前の作品で、主人公である奥村和一さんはもうこの世にいない。

我々は本当の戦争を知らないが、奥村さんが生涯を通して自分の過去や己に染みついたものと向き合ってきたように、その一部となった人から…

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未名
3.5
自分の内部の気持ちと外部の気持ちのそれぞれの折り合いをつけるのって難しいんだなと思った。当たり前とか普通とか、一定人間たちが持っている基準って全然信じられないし、人間ってめっちゃ弱い。
ドラマには終わりがあるが、人生には終わりがない。「日本鬼子」同様、彼達の戦いはまだ続く。
じ
4.0

このレビューはネタバレを含みます

認知的不協和、記憶との格闘。ずっとそういう態度で生きていたい。
それにしても主演の奥村さんは真実を突き詰める執念が異常だった。きっと彼の中の戦争は本当に意味で終わってなかったんだろうな。終わらせよう…

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4.0
Derecho a recordar, derecho
A olvidar…
3.8
満席。
旧日本軍の残虐さ、上官の卑劣さ、戦争の愚かさを改めて実感。
被害者である一方で、加害者。
奥村氏の葛藤も相当なものだったろう。

性被害にあった中国女性の赦しの一言が胸に沁み入った。
nojiji
4.0

世界で初めて「日本軍山西省残留問題」に正面から斬り込んだ2006年のドキュメンタリー映画だ。

この映画の切り口は大きく2つ。まず一つ目は売軍行為。
日本軍の現地司令官の独断で、配下の部隊を国民党軍…

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3.7

奥村さん達のような人がいたことは全く知らなかった。その後の国の対応も含めて理不尽過ぎる。奥村さんの時折顔を覗かせる怖い一面が戦争体験の根深さを感じさせる。反面、中国の人たちの穏やかさに驚かされる。重…

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3.8
大学の授業で監督の方が講義してくださるという事で。自分の罪に向き合う。戦争において人なんて道具だし、気にもかけられていない。輸姦なんて文字、ポルノ以外で初めて見た。人の尊厳が踏み躙られるのが戦争。

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