ふくろうの叫びの作品情報・感想・評価

『ふくろうの叫び』に投稿された感想・評価

昼寝
4.1
自分は死神かもしれない、と笑っていた時間がじわじわと大きくなり、最後に包丁を握らせてしまったような気がしてくる。こういう細部からくる行動の説得力がシャブロルの映画にはある。
2.6
難しい、死神?サイコパスの妄想?
展開も早く飽きずに見れた。
ストーカー助長するな〜
あ
3.4
敗者しか生まれないゲームが展開される映画はよき。
ラストの訪問は沈黙の女想起させる狂気で好き

シャブロル87年作。
主人公はまともそうに見えて、すぐにある主婦を庭から覗いているやばいやつだということが序盤でわかる。そんな主人公と並ぶかそれ以上の異常な登場人物がいっぱい出てきて笑った。
明らか…

>>続きを読む

製図台,焚き火,クッキー,覗き,レストラン,クレープ,フクロウ絵,鳥類学本挿絵,設計図,傷,抽象画ナイフ描き,バレリーナ映像,服薬,銃声,撃たれ,窓外民衆凝視,犬怪我住民怒り幻覚,少女ブランコ幻覚,…

>>続きを読む

序盤の焚き火越しに映される主人公のショットの執拗さがすでにこの先の不穏さを物語っていながら超クールな絵面にやられ、情緒がどうかしてる奴等ばかりが現れては消え、ラストの自らの理不尽な欲求に対しては個人…

>>続きを読む
tako
4.0

正常を装っている人達の開けてはいけない心の扉を開けていく。
主人公の男の異常さが霞むくらいヤバイ奴らが出てきて、そいつらに永遠とメチャクチャにされていて笑った。理不尽の連続、よくわからない人達に邪魔…

>>続きを読む

【不運にじわじわ追い詰められて】
パトリシア・ハイスミスの同名小説をクロード・シャブロル監督が撮った鬱エンドの名作。

ストーカー地雷下げチン男性の人生の崩壊を描いた物語です。

いつの間にか覗く者…

>>続きを読む

クリストフ・マラヴォワとマチルダ・メイのファーストコンタクト場面が凄い。燃えさかる炎の向こう側にマラヴォワを配置するという唯ならぬ写し方をしていて、何か炎が作り出すホログラムのような見え方をする。そ…

>>続きを読む

不条理の重層が暴走する。ふくろうの嘆き。太陽は遠くから眺めるもの。近づけば近づくほどに破滅する。
湖の様な恋愛。下手をすれば溺れる。
話しは引き裂かれた女を彷彿させ、キャメラは遊びを堪能し、色々エモ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事