赤ひげの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『赤ひげ』に投稿された感想・評価

kito
3.0

NHKBSで鑑賞。先に船越英一郎版のドラマを見ていたが、本作の三船敏郎の演技にそっくりだったことに驚いた。3時間という長尺で物語は淡々と進んでいくものの、貧しい人々の人間模様が丁寧に描かれており、最…

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3.9
名作!
「人間の一生で臨終ほど荘厳なものはない」

三船敏郎と加山雄三がかっこよすぎてたまらなかった。
それにしても、時代は感じつつも男女の色恋は今も昔もあまり変わらないんだな、と思ってしまったw
JB
4.5

黒澤映画はどれも深みがあって好きなんだけど、それはおそらくヒューマニズムの面がしっかりとしているからであり、この映画はその象徴だと思う。

若い医者が養生所の赤ひげという医師や患者と接する中で成長し…

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4.5

1965年作。黒澤の最後のモノクロ作品にして三船とのコンビ最終作。江戸時代が舞台の山本周五郎小説を映画化。黒澤は複数の長屋物語だった原作を大胆に脚色、療養所をめぐる群像劇にまとめ上げた。久しぶりに観…

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人間賛歌と成長の物語です。

山本周五郎原作。

黒澤明監督作品。

舞台は江戸時代末期の小石川養生所。

江戸時代の医療を通じて、人間の尊厳と生きる意味を問うてきます。

これは、現代にも通じる…

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4.6

【モノクロでも赤色ひげに見えた時点で降参】

まだ観ていない黒澤作品を少しずつ観ているのだが、「ベスト5はこれで決まり!」と思ってたら後から観た作品がその間にランクインしてくる。黒澤作品の層の厚さに…

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19番目のカルテを見てちょうどいい機会だと思って視聴。
やっぱり映像がすごくダイナミックで迫力ある。
まだ麻酔がない時代で、患者を大の字に縛り付け、暴れながらも行われる手術。すごく大変だっただろうな…

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cuumma
4.5

黒澤監督らしい力強い作品

小石川療養所の所長:赤ひげと呼ばれる腰の座った老医師(三船敏郎)と、そこに見習い医師として入ってきた血気盛んな保本(加山雄三)の師弟関係が築かれる過程に、患者たちの悲喜交…

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4.5

黒澤明の映画を観る際には、僕はいつでもその明瞭なモニュメント(像)とモーメント(瞬間)の描き方を面白く思っており、この『赤ひげ』については、ほとんどモニュメント(像)だけで成立させた作品のように感じ…

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黒澤映画の中から一本お気に入りを選ぶのは無理難題だけど、今作はそれと言ってもいいかもしれない。
すごくシンプルな設定とストーリーの中で、色々なエピソードや人物を通して様々な感情を体験できた。泣きそう…

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