水戸黄門漫遊記の作品情報・感想・評価

水戸黄門漫遊記1958年製作の映画)

製作国:

上映時間:86分

3.8

『水戸黄門漫遊記』に投稿された感想・評価

eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

3.9
58年の時点で水戸黄門をニセ助さん角さん、本物黄門様が虚実入り乱れてるメタフィクションにしてるのに驚いたが、勝新と玉緒とその親父というリアルの関係性が今見ると更に乗っかってて面白い。

上方なまりのご老公の、ひとひねりある諸国漫遊記。「玉緒さんそれみんな知ってる」と思いきや。伊達騒動≒先代萩をからめた構成でもある。
歌舞伎の人なんで一通り動けるんだよな鴈治郎も。映画では機会がないだ…

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★★★liked it
『水戸黄門漫遊記』 三隅研次監督
【白黒】

中村鴈治郎(2代目) as 水戸光圀
&勝新太郎 as 偽の助さん捨吉
&中村玉緒

お忍びの旅
コミカル&おもろいツイスト

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mike77

mike77の感想・評価

5.0
この時代に、
面白すぎる水戸黄門映画。
役者さんたちが豪華。玉緒と勝新、
玉緒のお父さんが出てる。
めっちゃ楽しいし平和
中村鴈治郎と玉緒父娘が顔の造作似すぎてウケる。そして娘婿の勝新がイケメンすぎてビックリよ。いろんな意味で贅沢な時代劇だわ。水戸黄門はやっぱり永遠の定番だねえ。時代劇専門チャンネル、ありがたや。
黄門様御一行の偽者の話は良くあるけれど、助さん格さんだけ偽者なのは珍しい。しかもクレジットの筆頭は偽者助さんの勝新太郎。最後に正体も分かってスッキリ。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

4.0

色んな水戸黄門を見てきたがこんな面白いの初めて見た!
監督は三隅研次。黄門様が中村鴈治郎。
同時期の月形龍之介の威厳のある黄門様と比べ、なんかもう可愛さしか無いお爺ちゃんっぷり。

そして、いわゆる…

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chiyo

chiyoの感想・評価

4.0

2022/1/3
お供と諸国漫遊の旅に出た水戸光圀。が、お約束の「水戸黄門」と侮るなかれ。身分のある人がふらっと旅に出ることが、如何に難しいかがよく分かる。お供が二人だけでは心許なく、光圀の知らない…

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ひろ

ひろの感想・評価

4.1
意外や練られた脚本、ちゃんとオチあり。時代物の言い回しや仕草の勉強にもなる。黄門様のコミカル演技はさすが。笑って泣けて驚ける完成度の高いエンタメ。
☆☆☆★

2016年1月22日 国立近代美術館フィルムセンター大ホール
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