仏・伊作品ばかり観てたら、古い邦画が恋しくなりました。成瀬巳喜男監督やっぱり好きだなぁ♡
『驟雨』とは、急に降ってやむ“にわか雨”。観終わって優れたタイトルだと気づきました。
結婚4年目の夫婦の…
1956年にこんな映画を作っていたとは。
専業主婦が当たり前。
女は男の三歩後ろを歩くのが当たり前だった時代に、
強く逞しく生きる女達。
小津映画ではいつも慎ましやかな女性を演じていたが、
成瀬映…
いつの時代も男と女(夫婦)ってこうなのかな…
これだけ客席で笑いが起こる映画は初めてかも。
人生経験豊富そうな方々が多かったので、みなさん私と同じように自身の人生を省みていたのかしら…
あの終わ…
シリアスさとコミカルさの共存した台詞の応酬の魅力。
夫婦(家族)は最も近い他者である。
故に室内シーンで多用される奥行きのある部屋1にいるAさん、部屋2にいるBさんを同時に捉える構図によってその境…
仮にもし本作が小津安二郎『晩春』の続篇だと仮定してみたら急に面白みが湧いてきた。
細部を見ると台詞の掛け合い一つ一つにかなり神経が使われているが、全体は大味にならないように小気味よくまとまっている…