このレビューはネタバレを含みます
1947年、終戦から2年目の公開。
“もう戦争で愛し合う者が別れるなんて御免だ”という監督の想いが伝わってくる作品。
戦争未亡人となった女性(田中絹代)と、亡き夫(佐田啓二)との在りし日の恋愛関係が…
田中絹代の熱演によって強い女が描かれる木下恵介監督作品。
やたらと丁寧な言葉づかいをすることから、良家なんだな、とわかる田中絹代の家庭。
そこでは、「若奥様」と呼ばれており、未亡人だということがわ…
撮影当時、絹代が38歳で佐田啓二が21歳。20歳近い年齢差のあるふたりをカップルとして配置することに、かなり無理がある。
ダブつきかけた顎におさげ髪を提げ、小首を傾げながら可憐に微笑もうとする絹代の…