極楽島物語の作品情報・感想・評価

「極楽島物語」に投稿された感想・評価

エノケンとトニー谷空回りしてたなあ。東宝の南海モノはジェダイの復讐のイウォークの星を思わせる⭐️
shibamike

shibamikeの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

喜劇映画特集の1つとして本作を観たが、戦時中の状況を喜劇にできるのか?と自分は疑問だった。見終わった感想としては「喜劇ではないのでは」というものだった。映画としてもあまり面白いとは思わなかった。登場する役者、女優は有名な人ばかりだがガッカリした。

敵の襲撃を海上で受け、命からがら生き延びた数名の日本兵がたどり着いたのは無人島。かと思いきや原住民がいた。極楽島のタイトルからとんでもない酒池肉林が繰り広げられるのかと思ったが、さにあらず。案外、常識の範囲内であった。
漂流直後の日本兵がとにかく空腹に悩まされていて、戦時中の空腹がいかに重大であったか伝わってきた。夜にみんなで輪になり、この先の不安でみんな沈みかえっているのだが、誰からともなく童謡や歌を歌い出す。みんな半ばやけくそで盛り上がる。現代人にこういう盛り上がり方は難しそうだ。童謡にも馴染みがないし、一体何を歌うのかはたまた一気コールやその他の何かで盛り上がるのだろうか。
好きじゃなかったのが、原住民の女性がやたらと歌うシーンが多く、それもユーモアがある歌は少なく普通の歌ばかりで、苦手だった。

日本兵と原住民の禁断の恋や日本敗戦など興味深い内容があるのだが、あまり楽しめなかった。

エノケンとトニー谷はゲスト出演感がハンパなかった。居なくても全然話に影響なし。
映画を観ている間、日本兵の1人を菅原文太だ!と思って観ていたがキャストのクレジット見たら出演していない。あれは菅原文太じゃなかったんだ、と謎。