死の街を脱れての作品情報・感想・評価

死の街を脱れて1952年製作の映画)

製作国・地域:

上映時間:94分

3.5

『死の街を脱れて』に投稿された感想・評価

4.3

戦争は女の顔をしていない。

地域の婦人会長が集団自決を検討するシーンから始まる、満州からの引き揚げを目指す女性とその子供達の逃避行。希望と絶望が表裏を為す汽車。子を失くし狂う女。がんばれがんばれと…

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3.5

若尾文子の本格デビュー作。セリフも出番も多いのでファンは必見だと思うんだけど、お客さん少なめで残念。華やかなイメージが強いので、素朴な姿は貴重な気がするけど、一貫して聡明で意志の強い役どころ。そうな…

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3.7

若尾文子の実質的なデビュー作。
クレジットは4番目で出番やセリフもかなり多い。
あややをアイコンにしているぐらいに
好きな女優なのでスコアは内容に少しプラス査定。

全編通してずっと気が重く辛い場面…

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終戦直後、満州に取り残された日本人難民母子たちの脱出行を描く厭戦ドラマ。若尾文子(当時18歳)の本格デビュー作。監督は戦前からの職人:小石栄一。助監:増村保造。撮影:姫田真佐久。音楽:伊福部昭。

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あやや公式デビュー作。敗戦後、満州に取り残された日本人婦女子が、ソ連軍の止まない侵攻を掻いくぐりながら自力で首都・新京を目指す怒りのデスロード。

日頃あんなに威張り散らしてたくせに、いざとなると私…

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今回の若尾文子映画祭にて、初見

中国本土および、アジア圏の旅を好む私であるが、戦前戦中の日本人の足跡を感じるロマン、というのが大きくあるので、その点、感じ入るところあり

以前、ケリー・ライカート…

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3.8

関東軍撤退で取り残された一般人を描いた、戦争体験のリアリティが色濃く残る反戦映画だった。
家屋に隠れているところを中国軍に見つかるシーンでは、サーチライトに照らされる人々が軍人の主観的な視線を表すク…

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4.4

若尾文子映画祭にて。あややのデビュー作(きちんとした台詞のある役として)でもある貴重な作品。終戦間近の大陸を舞台にひたすら「人」を描いた傑作。冒頭から東宝っぽいと思っていたら音楽は伊福部昭。さらに監…

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すっぴんあやや。
野天風呂あやや。
このハードな逃避行体験したら絶対に反戦的になるのわかるし軍の棄民がしっかり描かれていた。(『大地の子』やちばてつやや宝田明の体験談を思い出したりしていた。)
今の…

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若尾文子のデビュー作。日本軍が撤退した、大陸のラマ廟の見える高原の日本人集落。女と小友たちのサバイバル、脱出行。

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