戦後10年の日本。
主人公は丸の内で働くサラリーマン。
戦争が終わって、生きて戦地から帰って来て、働いて、大恋愛して結婚して。
子供ができて、でも子供が死んでしまって。
倦怠期をむかえる←いまここ
…
初見。いつもの小津作品のカットだし、人物描写いつも通りの上手さ。
なんだけど…「東京物語」の後だからか
テーマのせいか、これまでの小津作品には無かった長く感じる映画でした。
電車、トラック、ボート、…
この時代のサラリーマンの生活を垣間見れて面白かった。
戦争に行ってきた人達のその後っていうのも興味深い。
戦死した仲間を茶化してネタにしてたけど最後しんみりでここでしか分かり合えない空気感を少し感じ…
後ろめたすぎる一時の気の迷いを静かにかつ確実に貯めていき解き放つ小津の名人芸。
小津安二郎監督作品。久々に小津を見たくなったのでこちらを見てみた。
まず本作はとある夫婦が旦那の一時の気の迷いから小さ…
1956年の小津安二郎作品。
戦後、サラリーマン、不倫、夫婦。
いつもながら日常の描写の丁寧さに驚かれる、もう会社での会話、近所の会話、家庭の会話が自然そのもので、その圧倒的リアリティの上で繰り広…
駅のホーム、ハイキング、あそこから感じていたあからさまな"若さ"が、最後には微塵も無かったことに驚いた。人生のビッグイベントに一斉に追われて、くたびれた大人になり下がるまでを切り取っているのだと、最…
>>続きを読む雇われる者と苦悩と自営する者の苦悩、隣の芝生は青い。
人の営みを映画を見ながらゆっくりと考えることができる、小津の映画が好きだと思う。
飲食店、特にバーと喫茶店の画がシックだし、あの角度から人の会話…
小津安二郎監督は最近になって3作品を観ました。不倫をテーマにした物語というのは、それまでの作風とミスマッチという先入観がありましたが、それほどドロドロした雰囲気でもありません。
むしろ当事者であ…
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