小津映画には珍しく主人公が不倫。小津作品なので男女のドロドロは少なめ。不倫の相手は岸恵子。ちょっと浮世離れしたモダンな雰囲気の女性を演じて華がある。
片岡鶴太郎がモノマネを得意としていた浦辺粂子、…
戦後10年の日本。
主人公は丸の内で働くサラリーマン。
戦争が終わって、生きて戦地から帰って来て、働いて、大恋愛して結婚して。
子供ができて、でも子供が死んでしまって。
倦怠期をむかえる←いまここ
…
後ろめたすぎる一時の気の迷いを静かにかつ確実に貯めていき解き放つ小津の名人芸。
小津安二郎監督作品。久々に小津を見たくなったのでこちらを見てみた。
まず本作はとある夫婦が旦那の一時の気の迷いから小さ…
1956年の小津安二郎作品。
戦後、サラリーマン、不倫、夫婦。
いつもながら日常の描写の丁寧さに驚かれる、もう会社での会話、近所の会話、家庭の会話が自然そのもので、その圧倒的リアリティの上で繰り広…
小津安二郎監督は最近になって3作品を観ました。不倫をテーマにした物語というのは、それまでの作風とミスマッチという先入観がありましたが、それほどドロドロした雰囲気でもありません。
むしろ当事者であ…
50年代の蒲田、ある中流サラリーマンの家庭が、一夜の浮気をもって揺らぐ。時代柄、男女・夫婦にまつわる倫理観は「まじで?」の連続だったりするけれど、それを見て「今はマシな時代になったなあ」と思うか、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
初見時は小津作品らしくないところに新鮮味を感じたものだが、久々に再見すると上映時間(144分)が異常に長く感じた。池部良とその同僚の岸惠子の、美男美女の不倫話。情交を遂げた翌朝に池部が「今日会社休め…
>>続きを読む松竹株式会社