初見時は小津作品らしくないところに新鮮味を感じたものだが、久々に再見すると上映時間(144分)が異常に長く感じた。池部良とその同僚の岸惠子の、美男美女の不倫話。情交を遂げた翌朝に池部が「今日会社休め…
>>続きを読む役者の美しい所作を映す角度や間が絶妙で、背中や肩からも表情が滲み出ているように感じる。当時のロールモデルであったサラリーマンに対する疑問に加え、本音と建前に満ちた日本人の国民性についても批判的に見て…
>>続きを読む岸惠子と淡島千景、どっちを選ぶ?
究極の選択!
1956年に不倫ネタ、
しかもサスペンスフル。
岸惠子のモダンな輝きと、
戦友や戦後家庭の重苦しさの対比が強烈。
そして、
日常の繰り返しに漂う…
不倫を題材にした小津安二郎としては異色作になっています。
ウィキペディアに『池部と岸にとっては唯一出演した小津作品であり、同じようなキャストを使い続けた小津にとっては異例であった。』とあり、積極的に…
ここでの杉(池部良)って、戦争を経験した世代の死生観が反映されてのことかもしれないけれど、共感性が欠落しながら日常にとけこんで生活する青年像がそこに提示されている気がして、それはこんにちにおいてもア…
>>続きを読む【契約によって生じる義務と安定】
戦争帰還者が現役勤労中の昭和。
蒲田に住む杉山は、丸ビルに勤めるハンサムなサラリーマン。幼い息子を亡くしており、大恋愛の末に結婚した昌子との関係は冷えきっている…
小津安二郎作品
そもそも小津監督作品はどれも水準が高くて
映画として見応えがある前提で
同じ小津作品と比較したら今作はどのくらいか
という目線になってしまって
そうすると話の筋としての好む好まざ…
松竹株式会社