学生時代、苦い思いをしていた人間による決死の一撃。
顔も良くない運動もできない勉強もできない者は、ボンクラ映画や絵など、競争の少ないニッチな趣味でしかレゾンデートル(存在意義)を見出せないのである…
このレビューはネタバレを含みます
桐島は出てこず、部活やめるらしいとか来るらしいとかいう噂に振り回される高校生の話。
ひろき(東出)、吹奏楽部長、橋本愛、映画部の神木隆之介らの視点で進む。複数の見方があって面白い。
スクールカースト…
このレビューはネタバレを含みます
正直なにを伝えたいのか自分には分からなかったただスクールカーストがどうとか桐島を中心に人間関係が崩れていくのがどうとか噂話の広まりだとか意味不明ミステリーでした主観ですがほんとに終始意味がよく分かり…
>>続きを読む桐島を名前だけ登場させて、人物としては全く登場させずに話が進んでいくのが斬新で、作中で同じシーンが繰り返し描写されるが、それが違う人の視点から描いているのが興味深い。
ただ、物語のゴールやメッセージ…
(C) 2012「桐島」映画部 (C) 朝井リョウ / 集英社