変則的な2人乗りの自転車に乗るマサルのハンドルは常にグラつきシンジは後ろ向きで不安定に自転車を漕いでいる。まるで目的もなくただ無軌道に生きる2人の姿を象徴しているかのようだ。
北野武監督が生死を彷…
2025(24)
今までこんなに
男臭くて、青い映画観たことなかった。
進むべき道に迷って、遠回りして
様々な大人(悪)のいろいろに巻き込まれ
最終的にボロボロになって
振り出しに戻ってきたとし…
等身大の青春の輝きと挫折を描いた異色の青春映画だ。学校をサボり不良としてつるんでいたシンジとマサルは、それぞれボクシングとヤクザという別々の道を歩み出す。しかし夢を追うほどに現実に叩きのめされ、二人…
>>続きを読む北野武の間。
個人的には北野武の才能が開花しているのはやはりタランティーノに並ぶ美と暴力性の辺りであってそれが全開に現れるソナチネ、凶暴につきとはまた違った北野武の世界。
それはまさにエドマンド・…
2025年 82作目
青い春から卒業して、大人になっていく。
自分の道を歩いていくなんて、殆どの人は無理だもの。
いつでもはじまりで、終わろうと思えば終われてしまうんだな、あの道端の車みたいに。
…
(C)1996バンダイビジュアル/オフィス北野