初北野作品
人生の映画。
生きている間には幾つもの選択と誘惑が混在していて、その積み重ねが人生。
選択を一貫している人は遅かれ早かれ成功し、反対に揺れ動く人は失敗する。
その現実の厳しさと刹那に…
このレビューはネタバレを含みます
本作において描かれる不条理は決して生まれ持った運命による決定事項だけではない。環境や選択といった後天的な要因が複雑に絡み合い、その結果として立ち上がる不条理である点に強いリアリティを感じた。
それ…
登竜門
2人の不良高校生が散々な目に合って成長していく物語。
若さ故の慢心や、その裏に隠れた悩み等、若者らしいフレッシュ且つ繊細で複雑な空気感に溢れており、北野映画の中ではかなり異色で、エネルギ…
タイトルのシーン含め、自転車絡みのシーンがどれも印象的。青春の終わりの苦さを描きつつ、その後も続く人生に温かい眼差しのあるラスト。知ってはいたけど、映画を通して観ると改めてグッとくる名シーンで名セリ…
>>続きを読む子どもの頃に見たときは正直ボクシングにもヤクザにもそこまで興味がなかったので「ふむふむ」程度だったのだが。
秤の会社行ったヒロシとか、北京ゲンジがちょっとずつ成長してるとことか、下條正巳がヤクザの…
本作は、従来の青春映画が採用してきた「挫折を経て成長する」というビルドゥングスロマンの定型を脱構築し、バブル崩壊後の日本社会における閉塞感と、成熟することの不可能性を冷徹に描出しているように見えまし…
>>続きを読むハイリスクハイリターンな賭けに出るまあちゃん、自分の才能を信じずに軸なし宙ぶらりんなシンジ、大事な決断を他人に委ねる林、みんな破滅。結局、堅実で諦めずに生きることが成功の秘訣なんだって皮肉めいてるけ…
>>続きを読むほろ苦い…
前半の学生時代の描写。この時間がずっと続くだろうと言う、疑いもない若さゆえの無鉄砲で無防備な人生の青い瞬間。
そこからの、社会の不条理、挫折、戦い、夢…と言ったリアリティの世界。
男…
(C)1996バンダイビジュアル/オフィス北野