赤い手のグッピーの作品情報・感想・評価・動画配信

『赤い手のグッピー』に投稿された感想・評価

漁師
3.8
このレビューはネタバレを含みます

1943年の作品。そのころと言えば、第二次世界対戦の真っ只。フランスはドイツに休戦協定(いわば、1940年、ドイツに降伏)ををした後の作品。内容的には、とてもそんな大変な時代の背景を感じさせないユニ…

>>続きを読む

村の、それもグッピー一族の中の殺人、その殺人の犯人探しも警察には届けず家族の中だけで行われるという異様なストーリーなのに何故かゆるくて恋愛まで織り込んでくる。

エンペラーとあだ名で呼ばれるグッピー…

>>続きを読む
jj
3.5
ド田舎の大家族グッピー家で起こる殺人事件とへそくり騒動。パリにいる息子を村へ呼び寄せるところから物語は始まる。多い登場人物の見せ方がうまい。混乱することなく面白く話は進む。

ジャック・ベッケルの監督2作目。43年作品だが、92年に初公開。「穴」 「エドワールとキャロリーヌ」の3本の特集上映の1本。本作はファミリードラマだが、かなり人間関係がややこしい。それを見事に交通整…

>>続きを読む
kana
-
このレビューはネタバレを含みます
なんでおじいさんの赤ワインこっそり飲むシーンこんな長いねん〜〜と思ってたら冗長な冒頭が一気にしまって目が離せなくなってきた
masat
3.3

これはこれは名人芸、ですな。
元総長も推す筈である。

グッピー一族の“赤い手”とは誰か?
その手の持ち主が、何かを“継続”していく役割であり、この一族の(と言うよりこの村の)掟なのであった。
果た…

>>続きを読む

牧歌的な雰囲気がありながらも奇妙で歪な人間関係蠢くグッピー家の一族殺人事件。ドタバタ劇の後にズバズバ丸く収まっていくラストはそれなりにカタルシスあり。ツインピークスのような味わいがあるド田舎あるある…

>>続きを読む
物語がなく、つまり物語に保護されない役者たちと、そして、演出しかない!!!

@シネマヴェーラ
ジャン・グレミヨン&ジャック・ベッケル特集
ミステリーといえばそうなのだけど、すごく不思議。
「赤い手」がコミュニティの外側から観察しているが、ある人が急に木を登りまくるし、嘘をつきまくるし、二項対立もうやむやにさせられる。
煙
3.8
集まった一族郎党を画面に収める。前半にヒッチコック味(『ハリーの災難』など)を感じた。カメラの動かし方。

あなたにおすすめの記事