リリオムの作品情報・感想・評価

『リリオム』に投稿された感想・評価

すえ

すえの感想・評価

4.3

記録

ユダヤ系の映画作家、フリッツ・ラングはナチ政権から逃れるため、母国や母語を捨てざるをえなかった。彼はそうした亡命映画作家の中でも最も著名な人物のひとりだろう。彼はフランスを経由しハリウッド帝…

>>続きを読む
Frapenta

Frapentaの感想・評価

3.9

フリッツラング亡命後初の映画。最終的にアメリカに渡るわけだが、その前の道中であるフランスで撮られた作品である。


何度も警察にお世話になるような体たらくなクズ男リリオムとその男を愛してしまった変わ…

>>続きを読む

ラング監督が自身のマイベストとした一本。ナチスドイツ脱出直後に手がけた唯一のフランス映画。当時欧米で人気を博していた同題戯曲(1909)の4度目の映画化。

ハンガリーの首都ブタペスト。回転木馬の客…

>>続きを読む
horahuki

horahukiの感想・評価

3.7

記録です。

フリッツラング監督作。会話なんて二次的三次的で、表情と位置どりによりキャラクター同士が呼応していくのが気持ち良い。というよりところどころのユーモアやシリアスの会話センス含めて言葉は頽落…

>>続きを読む
mat9215

mat9215の感想・評価

3.5

神話劇、SF、サスペンスといったジャンルの立派な作品で名声を得たラングが、異国で初めて手がけた通俗劇。といっても、オーストリア=ハンガリー帝国出身の作家による原作は、ラングにとって馴染みのあるものだ…

>>続きを読む

さっきアマゾン・プライムで見ました。

救われないロクデナシなギャンブル好きとケンカ好きな男の末路に迎えるかと思いきや、最後、心に囁かれてハートウォーミング(Heart warming=心温まる)な…

>>続きを読む
K

Kの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ならず者の主人公リリオムの生と死を現実と幻想の混じり合った手法によって描く悲喜劇。

リリオムは本当にクズ野郎で、だけどなぜか憎めないみたいな感じをうまーくボワイエが演じている。(ほんとに毎回超が付…

>>続きを読む
LeShinji

LeShinjiの感想・評価

2.0
製作の経緯は全く知りませんが、フランス的なミゾジニー(女性蔑視)てんこ盛りで、見ていて辛かった。
シネマQ

シネマQの感想・評価

3.5
間伸びしてるし、なんか変な話だし…。
苦しい時も涙は見せなかったのに、最後の最後で見せるところはグッと来るけど、言ってる事は狂ってる。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

フリッツ・ラング監督作。

ハンガリー出身の劇作家モルナール・フェレンツによる1909年発表の同名戯曲をオーストリア出身の巨匠フリッツ・ラングがフランスで映画化したもので、ならず者の男と純情な娘の愛…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事