戦時中のプロパガンダ作品だろうから、ある程度は美化されていても当時の雰囲気が感じられれば良いかなという感じで見てみた。
とはいえ、黒澤明作品なので人間ドラマもちゃんと含まれていて思ったより良かった…
黒澤明監督がデビュー2本目に手掛けた国策映画。軍需工場で働く女子挺身隊(学徒勤労動員の女性版)の少女たちを初めて扱った作品。木下恵介監督が後年「黒澤作品の中で一番好き」と称した一本。
兵器用レンズ…
【責任】
今年は戦後80年の節目の年。
まぁ「80」ってキリがいいんだか悪いんだか微妙な数字ではあるけれども、それでもこういう節目があることで多くの人が「戦争」というものを改めて考える良い機会にな…
黒澤明は2作目でこんな女性像を描いてたのか。
でもやっぱり男を撮るのが向いてたんだと思う。
それでも渡辺さんはなかなか魅力的な人物だった。彼女は強いのか、強くあるしかなかったのか、強くありたいのか…
軍需工場で働く女子挺身隊の少女たちの日常。黒澤明の脚本・監督による44年作品。生産倍増計画による疲労、不満。だが、女子たちの結束、周囲の協力により、努力が報われようとしている。
女子勤労動員促進の作…
当時の戦争ムードと流れに乗る人々が、国の為と精魂込めて生きている。その熱狂を腐したり否定的な態度を示したり出来ない時代に作られた映画。戦争ムードを描いているし、反戦的メッセージこそない。だが映画その…
>>続きを読む1943年秋、戦時下の労働者不足を解消するため、未婚女性を勤労動員する政策が決まった。本作は同時期に企画されたプロパガンダ映画で、平塚の精密機械工場に動員された女子挺身隊が、増産目標達成のために身を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
太平洋戦争末期に作られた戦意を高揚させるためのプロパガンダ映画なので、正直観終わってから微妙な感想を持ってしまう作品だった。
戦争中でも国民全員が常に暗い気持ちに沈んでいたわけではないと思うので、彼…