愛と暴力、調和と破滅、ダイヤと灰。たった一夜の青春、あるいは失われた青春についての映画。
抵抗組織に属するテロリスト青年の経験する一夜限りのロマンス。刹那的な火花のように輝き弾けるマチェクの若さ、…
抵抗三部作❸
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📍あらすじ
1945年、大戦後のポーランドのたった1日の出来事。
反ソ派で"狼"団の青年マチェクとその…
結果を急ぎすぎる若者達には、「灰に埋もれたダイヤモンド」は容易に見つからない。
“標的”を撃ち、倒れこんできたその男を抱きしめた瞬間、闇夜にはじけ飛ぶ打ち上げ花火。
焦り迷っていた心の葛藤もはじ…
画が本当に上手いですよこの人…
抵抗三部作の最後として、ついに戦争の後の話になる。一つの時代の終わり。自由のために戦った結果、行き場を見失う。ずっと占領され束縛されていた、その傷跡はこうとしても残…
高所にある十字架やスピーカーと対比するような低所に置かれたカメラとそこに写る人間。更に奥と手前に置かれた人物の照応関係。扉をあけることによる更に奥の景色の配置と空間配置が見事。たばこの火を貸すシーン…
>>続きを読むアンジェイワイダの最高傑作とも呼び声がある本作を鑑賞。
チブルスキーのサングラスがずっと印象的で、ポーランドのジェームズ・ディーンと言われるだけある。若者の象徴的な俳優を起用することで、青春映画に…
これも、"俺たちに明日はない"と同じ時期くらいにNHKでやってたのを親と見た記憶。当然意味はよくわからないながら"俺たちに明日はない"同様、ラストで打ちのめされた記憶が。
ちなみにこの映画、当時のポ…