誰がための作品情報・感想・評価

「誰がため」に投稿された感想・評価

映画JP

映画JPの感想・評価

3.0
実話に基づく。ドイツナチスがデンマークに侵略。反ナチス側で闘うデンマークの男達。暗殺を遂行していく。目的はドイツのホフマンの暗殺。しかし、いつの日か仲間が襲われることに。そこで出会った1人の美女。この中にスパイがいる!?そのスパイを探しだす…。内容は難しくて半分くらいしか理解できなかったけど、ストーリーはたぶんこんな感じだと思う。
Twitterより。

・マッツ・ミケルセン目当てで観たんですけど、けっこうキツかった。ナチスドイツ占領下のデンマークで、ゲシュタポへの破壊活動をつづけたフラメンとシトロンの話。国民の1/8を動員したっていうことなので、デンマーク史においてはかなり重要なんだろうなぁ

・なにがきついかって、フラメンもシトロンも、まったく破壊活動とか、人殺し、戦争には向いていない(これは物語前半で、ナチスを支援しているとされているひとから語られる)のに、信頼しているひとからの裏切りのすえ、すべてを捨てて戦わざるをえなくなってしまった、というところ。ひたすら暗く重い
ザン

ザンの感想・評価

3.5
ベントの赤い髪が戦時中の若者の無鉄砲さと、純粋さを象徴している。
RACMO

RACMOの感想・評価

3.4
マッツ鑑賞のために借りてみたけど、全体的にとても暗い...
でもドイツ占領下のデンマークについてもうちょっと詳しく知りたいなと思えた。

シトロンとその家族の描かれ方のとこがもう...もう、もうな~~やめて~~ってなる😭
さと

さとの感想・評価

3.7
戦争コーナーに置いてあったけど別に戦車とか出てこない、静かな映画。
戦時中にレジスタンス活動として上司の指示を受けて敵を暗殺する役割を担った実在した若者の話。

タイトルが皮肉というか悲しい。
正直戦争とかこんな大きな話でなくても、こうゆうずるくてあざとい者が正直な人間を利用するってことは日常的にもあるからこそ、悲しいを通り越してラストは怒りを覚えた。

とても見応えがあったし感情移入もできた、いい作品だと思う。
まずこの時代のデンマークについての知識がないと何が何やらさっぱりわからないと思う。先にwikiで良いからざっと調べてから観るのを強く勧める。
mtmt

mtmtの感想・評価

3.7
辛い内容で、それ故に全編で暗いトーン。一編の救いの描写も無いことが、史実とより感じさせる。勉強になった。
華

華の感想・評価

3.5
「ヒトラーの忘れもの」を見て以来、第二次大戦におけるデンマークの立ち位置というのが気になっていた。フラメンとシトロンという2人のレジスタンスの人物像に焦点を当てたこの映画は歴史を知りたいという視点で見てしまうと正直物足りなさもあったが、私の一番の目的はマッツ・ミケルセンを眺めることだったので! その点ではまさに眼福。
stanley

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4.0
デンマークの英雄2人を描いた作品。 

そもそもこの2人は知りませんでした。 
歴史的背景はある程度は知っているつもりでしたが、 
ホントに上っ面しか知らなかったんだと思い知らされました。 

英雄とはいっても、いわゆるヒーローとはまったく異なります。 
実に人間。 
欲し、悩み、恐れ、苛まれ、、、 
それでも、突き進もうとしている姿が、まさに人間。 

正義、友情、愛、そして裏切り、、 
時代に翻弄された人間たち。 
その中で貫いたのは己が信念、そして相棒との絆。 
その時代に必死に戦った人間たちが、描かれています。 

全体的に暗く重苦しい映像がより、 
人間の奥底に潜むおぞましいものを強調しています。 

メインの2人を映すシーンが多いのは当然ですが、 
狭苦しく感じないのは、おもしろい。 
それどころか、2人の心の変化、緊迫感をより表してくれている。 

特に、シトロン(ヨーン)役のマッツ・ミケルセンに注目。 
先日、『タイタンの戦い』を観たばかりで、 
荒々しい印象が残っていたのですが、 
これほど繊細な役を巧みに演じているのには、息をのみました。 

このシトロンの変化していく様もさることながら、 
人間の弱さ、愛、覚悟、そして強さ 
本当に画面を通じて伝わってくるのが痛いくらい 

大きなはずれのない印象ですが、 
やはり史実に基づいたものを観るには 
事前に史実を頭にしっかりと入れた方が楽しめるものですね。 


自らが信じた正義が揺らいだとき、あなたはどうしますか
oyu

oyuの感想・評価

4.0
デンマークにこんな歴史があったとは。公開当時のかの国の様子はどんなだっただろうか……

主演2人のダーク&ピュアな演技が見事。とりわけmads mikkelsenの、寡黙なスタイルから時折覗く激情や身近なひとたちに向けられる愛情、嘘と真実・悪と正義の間で揺れ動く心情が、観ているこちらに痛いほど伝わるような演技は凄絶だった。なんて良い俳優だろうと今更ながらに思った。

カメラワークに拙さを感じるシーンがあるけど、それを凌駕する構図と色の美しさだった。
最後のカットで涙が溢れた本国の人は、きっと多かったんじゃないかと想像する。
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