灰とダイヤモンドの作品情報・感想・評価

『灰とダイヤモンド』に投稿された感想・評価

若い頃にイキって見たものの実はよくわかっていなかったので見直す。
党指導者の暗殺を担う反政府派の青年を描くポーランド映画。アンジェイ・ワイダの「抵抗三部作」のひとつ。
ラブストーリーではあるものの…

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アンジェイ・ワイダ監督1957年の作品。これを初めて観たのは20代の時だったかな。たしかキネ旬のオールタイムベストテンで上位にランクされていて、それで興味を持って見に行って来たような気がしますね。そ…

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モノクロ映画の良さを最大限に引き出している

今日という日が、あなたが望んでいたより良い明日ではなく、違う明日の始まりであることに、あなたはどう気づくのか。

これを見る前は、この映画のジャケットの…

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アンジェイ・ワンダ「抵抗三部作」最終作。第二次世界大戦終結後のポーランド。反共ゲリラの青年が県労働党書記の暗殺計画を遂行する。しかし誤って別人を殺してしまう。青年はターゲットが宿泊するホテルの隣室に…

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AM52

AM52の感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

戦後ポーランドの内部抗争を描く、「抵抗3部作」の3作目。

世界の戦争が終わっても、彼等の戦いは終わらない。
かつて守るべき存在だった者達からは疎まれ、自国のために戦った同志達とは敵対しなければなら…

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このレビューはネタバレを含みます

凄く好きな映画。特にマチェクとシュチューカが共に戦場で自分と友人の2人だけ生き残った(マチェクはワルシャワ蜂起、シュチューカはスペイン内戦)という共通点があり、同じ性質を持った存在のように描かれてい…

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あー

あーの感想・評価

4.0

出会いと別れに振り回されるテロリストの若者の一夜モノ
題名と題材がまず良すぎる
酔っ払いパートが蛇足すぎるからそこ削って80分にしたらまじの傑作
テロリストとして華々しく散るよりも彼女を愛して醜く死…

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XA12

XA12の感想・評価

4.2

この時代ににも、こんな演出があったのかという驚きと若者の閉塞感。
主人公のマチェクが撃たれたあと、干されていたまっ白い生地を被って隠れるが、そこに血が滲み。後ろで同じく干されていたポーランド国旗🇵🇱…

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このレビューはネタバレを含みます

抵抗3部作見た。どれも抵抗の先に逃げ場は無かった。不遇なポーランドの運命をまざまざと見せつけられた。

中でも最後の今作は、演出演技美術脚本etc.全てに磨きがかかっていて白眉の出来。ポーランド映画…

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うちだ

うちだの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃ政治的な内容なのにスッと入り込めた。
紅の豚を観たときみたいな感情になった。戦後に残された人々の話っていうのが効いてるのかも。

メインの二人の、つかの間の平穏みたいな雰囲気が良い。一瞬だけど…

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