このレビューはネタバレを含みます
カラーシーンは結末から逆行して進んで
モノクロシーンは時間どうりに進む
という斬新な映画
1回の鑑賞では理解するのが中々難しく
頭がこんがらがる感じ
物語が進むにつれ、真相に近づくけども
一部…
さすがノーラン監督。
ずっと頭使わされて終わってもイマイチ分からない…けど、それがいい!!
徐々に戻っていくって構成がまず面白い!けど最後がスッキリって程でも無かったからこの数字かなって感じ。
もう…
いやー考えれば考えるほど、分からなくなるのは、さすがノーラン作品といった感じ!
でも「テネット」よりはまだ分かりやすいかな笑
ちょっとずつ物語が分かっていく(どっちかというと「解っていく」が正解か…
全く新しい映画体験
主人公の記憶と俺たちの気持ちが重なり合う
ラストのシーンは主人公もは?
俺たちもは?
ノーラン監督、これを伝えたいのか、、、
スルメみたいな映画一回見るだけじゃ味わえない噛むほど…
途中ぐらいにどういう構成になっているのかに気づいて最後に見返すやつ。
ただ、見終わって感じるのはある種の虚しさと、言いようのない不快感だったりした。
多分どんな鬱エンドより自分的には響く虚しさだ…
時系列としての解説や仕組みがわからないと混乱する内容だけど、そこを抑えれば頭にスッと入ってくる。
当時としてはこのコマ割りシーン割りは新しくて新鮮だったのだな。
これが初期のクリストファーノーラ…
起承転結の結からスタートする、時系列逆からストーリーなので一度観ただけでは理解が追いつかないが二度三度観ると伏線が張られていたり面白いストーリーになっている。
ただ信頼できない語り手作品なので、結局…