或る夜の殿様の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『或る夜の殿様』に投稿された感想・評価

東宝、モノクロ、オールスター映画、コメディ、群像劇
出演者(クレジット順)
長谷川一夫、藤田進、大河内傳次郎
山田五十鈴、高峰秀子、飯田蝶子、吉川満子
志村喬、菅井一郎、清川荘司、河野秋武、進藤英太…

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4.5

ひとつの国家とは斯くなるものであるのか。国民的熱狂により先祖伝来の財産を蕩尽した1945年。実に不思議な光景であったことだろう。その翌年に製作公開された本作。明治維新から20年余り後の明治19年のあ…

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Gocta
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明治19年の箱根を舞台に、鉄道事業を成功させようとする商人が新会社の社長に迎えるため行方不明となっている旧将軍家の子息の行方を探すが、その商人に騙された周りの人たちが仕返しのため、偶々宿にやって来た…

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flyone
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やや教訓的な部分に鼻白む瞬間はあるものの、概ね軽妙洒脱な「グランド・ホテル形式」コメディ。ただただ面白く小國英雄の脚本が見事であるのはもちろん、衣笠貞之助の手腕も快調。
決して好みではない高峰秀子の…

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長谷川一夫登場シーンの提灯の軌道を捉えたカメラの美しさ
この映画の高峰秀子は邦画屈指の綺麗さ
Jimmy
3.8

1946年の衣笠貞之助監督の娯楽作。

小国英雄氏の脚本が非常に良く出来ているので、様々な伏線が上手くつながる。

ただ、映画の登場人物(→長谷川一夫)から「物語のオチ」が途中で予想ついてしまうあた…

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Nao
3.5
明治時代の祝賀会でのいざこざを機に、とある男性を殿様と勘違いさせる悪戯を仕掛ける。封建主義から民主主義に移り変わる時代を反映する。娯楽作品として見れて面白い。高峰秀子が可愛い。
rico
4.0
民主主義啓蒙映画なのだけども、そこまで意識させられない。社会派コメディ。
長谷川一夫登場シーンの、風に舞う提灯のシーンの美しさ。

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