花咲く港の作品情報・感想・評価

「花咲く港」に投稿された感想・評価

嘘から出たまこととはまさにこのこと。戦争の影が忍び寄る世界の中でもどこかユートピア的な世界。日本軍が勝ったことに一喜一憂する言葉はあれども、それと並行して作られる船は子供であり、戦争に向かう青年への成長とも見て取れるのでは。
木下恵介監督のデビュー作らしい。1943年公開ということは戦時中の国策映画の筈。しかし、木下監督の戦争に対する警告をコメディ映画にしながら、発している気がする。
暴風雨のシーン等、演出や構図が魅力的だ。特撮もないこの時代なのにどうやって撮影したのだろうか。
諸事情で鑑賞。

思っていた内容ではなかったけど、木下惠介処女作品として、とても楽しめた。

戦時中の映画だけあって、後半色々と?と思うところもあったが、その時に求められていた事なのだろう。

善良そうな村人達が、外部から来た異端者を集団の正義でバコバコにはめていって、実はその異端者の反論の方が正しかった、みたいな話の映画を探しています。網元の東野英治郎とその他の村人との構図は、おっ!となったけど、もっと悲惨なやつ。
T

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3.8

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名のある造船家だった男の息子だと言って、島にやってきて偽りの事業で金を巻き上げようとする2人の男。どうも頼りない彼らに、怒りや憎しみの感情よりも、笑いが生まれてしまう。左右に交互に傾く船に乗る男女の顔のアップ、めちゃくちゃ良かった。戦争と造船、人々を善悪超えて一致団結させるものがコレだというのが時代だなあ。気付けば色々な人の期待を一手に担い、「不安」を「希望」に帰る手助けをする。ひたすら明るいテンションと小気味よいカメラが彩る楽しさ。
かめの

かめのの感想・評価

3.1

話の展開としては中盤面白いところがあるものの、さして印象に残るところは少ない。

公開当時の評価は気になるし、木下監督のデビュー作としても考えさせられるところがあるものの。
独り言

独り言の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

国策ながらもそれを感じさせないよう配慮された、人間らしさが真ん中にある良作の娯楽映画。
村民もだけど詐欺師2人の風情がいい。
海岸でのシーンなど植田正治ぽい画でシュルレアリスムを感じる。お話が面白くないだけに画面やせりふには工夫してるなあと思った。面白くはないんだけど。
「名脇役列伝II 安部徹生誕百年記念 悪い奴ら」
@シネマヴェーラ渋谷
堅実な構図、挑戦的な演出
カットバックが好き
木下惠介処女作というだけあって、今後に繋がるカットがいくつか
上原謙はしゃべらなきゃハンサム
植物

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2.2

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ぺてん師の二人組が島にやってきて 島にゆかりの名士の息子を騙り、亡き父の遺志をつぐために造船をする、と資金を募る。するとトントン拍子に資金が集まり、なおかつニッポン軍は太平洋戦争を開戦、島じゅうが愛国心と船への想いに熱く沸きたつ。ぺてん師の2人は次第に退くに退けなくなってゆきとうとう、実際に立派な船を作ってしまう、というコメディー。

木下惠介監督作品。ちょっと「カルメン故郷に帰る」の片鱗を感じましたよん。
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