或る夜の殿様の作品情報・感想・評価

「或る夜の殿様」に投稿された感想・評価

1946年の衣笠貞之助監督の娯楽作。 
小国英雄氏の脚本が非常に良く出来ているので、様々な伏線が上手くつながる。

額縁に入った絵画から始まり、「明治19年頃、箱根の温泉地」と出て、金持ちばかりが集まった食事会のシーンは「見栄の張り合い」が痛烈である。 
成金の越後屋を騙してやろう、という企みから、旅館の外で腹空かせていた書生らしき青年(長谷川一夫)を華族に仕立て上げて、越後屋は自分の娘(高峰秀子)と結婚させて…という腹黒い人間同士のやりとりが面白い。

高峰秀子は本当に綺麗であった。
rico

ricoの感想・評価

4.0
民主主義啓蒙映画なのだけども、そこまで意識させられない。社会派コメディ。
長谷川一夫登場シーンの、風に舞う提灯のシーンの美しさ。