大地の侍の作品情報・感想・評価

大地の侍1956年製作の映画)

製作国:

上映時間:106分

ジャンル:

3.6

『大地の侍』に投稿された感想・評価

#200 生誕100年大会

かねてより、日本映画ベスト級と思っている名作。
ひさびさに観たが、とにかく素晴らしい。
薩長による明治維新の実態を、蝦夷地開拓に追いやられる東北小藩を通じて描く。
代…

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杉村春子が、息子がわーっと出ていってから一瞬ぴた、と静止してから泣くやつ、本当に彼女の中の糸みたいなのがぴーんと張り詰めたような、極度の緊張とリラックスが同居しているような、あの「ぴた」がすごかった…

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3.6
明治のはじめ。故郷から離れ新天地で刀を捨て農業に携わる事になる侍達。

最低限の物資で北海道まで大移動する場面が壮絶。何人が犠牲になったのだろう…
奥羽三百余名の主従が、官軍の攻撃に抗しきれず、北海道石狩川原野に新天地を求め築き上げる、「夕日と拳銃」の佐伯清監督らしい異色作。大友柳太朗ならではの面白いキャラクターも面白い。

岩出山藩(仙台藩・伊達家の分家)は戊辰戦争に参加したため、禄高を大幅に減らされ、生きるために北海道の開拓に挑戦する。

なんとなく独立プロ作品っぽいと思ったら、原作者の本庄睦男は共産党員だったようだ…

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3.4

東映YouTubeにて。原作は本庄睦夫の小説「石狩川」。

戊辰戦争の敗北により壊滅状態だった仙台藩は、藩主・伊達邦直(伊藤久弥)は家老・吾妻謙(大友柳太郎)の助言を元に北海道開拓に乗り出す。官軍の…

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Hiro
3.0

大地の侍とは上手い題名だ。

明治維新により岩手から北海道石狩に追いやられた侍たち。
武士から農民に転職。荒地を住める土地に変えていく物語。

己の、自分自身の力を信じて生き抜こうと開墾していく元侍…

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ShoM
-

戊辰戦争で朝敵となり、北海道への移住・開拓を目指す岩出山藩の壮大な物語。 

蝦夷地への移住を巡る大友柳太朗と千田是也の対立は、忠臣蔵の大石内蔵助と大野九郎兵衛みたい。その他、脱落者のドラマが組み込…

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3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:時代劇:東映〗
1956年製作で、本庄陸男の小説『石狩川』を実写映画化の時代劇らしい⁉️
北海道を開拓した人達の第1歩を描いた作品でした。

2024年1,504本目

こちらの作品は東映様が無料配信してくださるとの事で!絶対に観なくては‼︎と待ちかねていたものです✨貴重な時代劇映画です

時代が“明治”に変わり多方面で大改革が行われた頃の様子は歴史的に興味津々です…

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