舞台はアメリカ合衆国ロッキー山脈の小さな町ドッグヴィル。
町の建物はどれも貧相だが、住民は善良で正直な人々であり皆、町が大好きだった。
ある夜、美しき謎の女グレース(ニコール・キッドマン)がギャ…
まずセットが白線だけで家を区切ってあって舞台のようなシンプルなセット。
プライバシーがないドックヴィルの状況を現しているのかも?
貧しい街の善良な人たちかと思えば自分たちより下に見たら人権を足で…
田舎の人間関係にトラウマがあるので、途中はつらくてつらくて再生停止を繰り返しながら鑑賞しました。3時間もあるし…
ただ、ラストが最悪の方向に行くかと思っていたら最高の方向に行ったので後味は最高でし…
線だけで町を描く舞台装置が象徴的な『ドッグヴィル』。逃亡者グレースは町で虐げられ、最後には徹底的な復讐を遂げ町を支配します。簡素な舞台が心理と人間性の本質を際立たせ、善悪や正義について考えさせられる…
>>続きを読む簡略化された記号的なセットと区切りの中で物語が展開される実験的な演出が閉塞空間での息苦しさを際立てる箱庭として機能していて、めちゃくちゃ面白かった!!
排他的コミュニティの意地悪な人間たちの
描き…
人を信用するのこと、人に何かを期待する事は傲慢と言われた。そして人が持っている善意は権力の下に成り立つもので、本能に埋め込まれている訳ではない。
彼女が下した最後の決断は理想を手放した瞬間でもあっ…
善意があんなにもエスカレートするなんて
人の汚いところを煮詰めたものが、
徐々に、巧みに見せてくれた映画だった
グレースの許すという美徳が理解できないのヘイトが溜まってたからか、
9章の最後の決断…