「ドッグウィル」の続編てことで、前作同様シンプルなセットの中で舞台演劇風に物語が進んでいく。
黒人奴隷制度が続く閉ざされた村・マンダレイの地にたまたまた立ち寄った正義感溢れる主人公が、ギャングであ…
今作も皮肉に満ち満ちた奇怪な作品であったが、素晴らしいオチに関心してしまった。
最近問題になっている「差別を避けるべくして声がデカくなり過ぎた結果、迎えてしまった逆差別的なジレンマ」に陥っている現代…
「機会の土地 三部作」の2作目。『ドッグヴィル』の続き?黒人の奴隷解放宣言から70年あまり。それでも構造は変わらずに残り続けている。なぜそれが根深く残っているのかを皮肉的に描いた作品。相変わらず監督…
>>続きを読むドッグヴィルの続編なのに、なんだかんだ先延ばしにしていて間が開いてしまった。
ラース・フォン・トリアーのアメリカ三部作の二作目(三作目はそもそも公開されてないが…)。
当然彼の作品なので、キッツいん…
"私たちは奴隷だから"
"マンダレイは奴隷の地。神に見捨てられた地です"
""奴隷制度は70年前に廃止されたのよ""
ラース・フォン・トリアー
未完の三部作
"ドッグヴィル"
を久々に再鑑賞…
白人のための奴隷解放、アメリカのための民主主義
黒人は自分たちの国で暮らしてる間は自分たちが黒人だとは思いもしなかっただろうし、黒人という概念すらなかったはずだ。
白人を初めて目にして彼らの世界に…
「ドッグヴィル」の続編。"マンダレイ"という名の大農園にたどり着いたヒロインのグレースが、未だ黒人奴隷制度が残っていることを知り、彼らを自由にするため尽力するストーリー。前作同様、白線を使用した最低…
>>続きを読む自身の願望と他人の願望は必ずしも一致しない。それは生き方として考えても。奴隷制度と聞いて好感を持つ人はいないだろうが、だからこそ、この題材を用いて旧社会で生きていく人たちから見た我々の傲慢さが皮肉に…
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