ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスの作品情報・感想・評価・動画配信

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」に投稿された感想・評価

梅田

梅田の感想・評価

3.7
数年前にジョージ・クリントンのライブを観たときに「ほとんど座ってるだけじゃん…」と思ったけど、つまりこのキューバの老ミュージシャンたちと同じく生涯現役の意思表示なわけですよね。あれはやっぱりカッコいいんだな、と思った。
グラミー賞のときにアメリカのビザが降りなかったことと対比されるホワイトハウスへの招待、前作の公開後ほんの数年で次々に天寿を全うしていくBVSCのオリジナルメンバーたち、時代は変わるけど変わらない音楽。ベタに感動してしまった。
Amazonプライムビデオ。とってもいい映画。このリズムの音楽はとてもいいし心地よい。
キューバ音楽、ラテン音楽の神様たちの生い立ちとキューバの情勢がドキュメンタリーとして、時代と共に描かれている。田舎、極貧、黒人、色んな苦悩を包含して生きてきた彼らの幸せな生き方が垣間見える。
ROSA

ROSAの感想・評価

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話してる言葉さえ歌ってるように聞こえる
生まれつき音楽の血が流れてるってこういうことなのかなぁ

"観客たちはキューバの何を知ってるだろう?"
メンバーの笑顔には哀しみと喜びの両方が見えてきます
イブライムの追悼公演で
♪~クチナシの花を2つ~♪ が始まった時にはとうとう落涙

音楽は愛だね!
前作を見ずに鑑賞してしまいましたが、充分受け取れました。
草の根レベルでは、人の想いや感動は変わらない。
だからこそ素晴らしいものには国境を越え感動し一つになる。



素晴らしい音楽に出会えました。
やまこ

やまこの感想・評価

3.7
久々に良いドキュメンタリー観てやったぞ!という気分で眠れるぞ。
小さい頃に親に連れられたダイニングキッチンの壁にBVSCのポスターが飾られてた。
Cubaに行きたくなるのよね
スペイン語がんばろ
やっぱりこれは前作とのセットで見るべき作品かなあ
文ちゃんご紹介「ブエナビスタソシアルクラブ」の続編

そうそう、音楽好きのマツタクさんも高評価
ゴン吉さんのレビューでも高評価

ずいぶん間があいてるのでメインの方たちはかなり亡くなられている
それにしても前作のアウトテイクを集めたような舞台裏が面白くてたまらない

このマウント取りじいさんたちが派手にやりあってるのが微笑ましくて(笑)
不遇の時代を経験してるから出てくる味なのかなんかすべてがかわいくみえてしまう

そして遅咲きの大成功をホントに喜んでる彼らを見て「良かったね」って思うのと同時にとてつもなくうらやましく思う

人生の幕引きが充実してたな!って思えるものだったら言うことないよね

人って年取ってから、いや年を取ったからこそ出てくるいい味わいがあるんだ
加齢臭じゃないぞ(笑)まあそれもあるかもしれないけど…

なかなかに幸せな時間を過ごせました
明日への活力としたいと思います
 説明するまでもないヴィム・ヴェンダーズ監督の音楽ドキュメンタリーの傑作『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(1999年公開)の続編。主要メンバーの逝去や高齢化などで解散したキューバの楽団ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(BVSC)の最後の世界ツアー(2015~2016年)の様子を中心に描いたもの。ヴィム・ヴェンダーズは制作総指揮という形で本作にも関わっている。ライ・クーダーも少し顔を出す。

 アルバム『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を出すまでの各主要メンバーの生い立ちや苦労話、音楽的ルーツに始まり、前作で使われなかった映像も使い、バンドが世界的成功を収めるまでの様子、そして今回のツアーに至る過程などを経て、解散ツアーの模様、そして最後のハヴァナ公演に至るまで、知られざるエピソードやメンバーのコメントなども交えたっぷり語られる。どちらかといえば、解散ツアーの様子よりも、それに至るまでの背景やエピソードが多く語られる。

 言うまでもなく前作から今作までの間に、アメリカとキューバの国交正常化という歴史的出来事が起きた。この映画にはそうした社会の動きも反映している。クライマックス近くには、BVSCの面々がホワイトハウスを訪れ、オバマ大統領の前で演奏する様子が収められている。オバマのキューバ訪問はその翌年。つまりBVSCの成功がそうした動きを文化的側面から促進したとも言えるわけだ。欧米の人気バンド(ローリング・ストーンズ)が初めてキューバでライヴをやったドキュメンタリー作品『ハヴァナ・ムーン』と隣り合わせの関係にある(ある意味で)姉妹編でもある。

 しかし前作から今作に至る最も大きな変化は、主要メンバーの多くが亡くなってしまったことだろう。最高齢のコンパイ・セグンドを始めイブライム・フェレール、ルベーン・ゴンザレスなどの音楽家が亡くなった。彼らの在りし日の映像もふんだんに使われ、さながら映画全体が彼らへの追悼の辞、あるいは「死者のカタログ」といった趣があるが、彼らの芸を伝統として後の世代に残していこうという製作者の意思を感じるから、「終わり」を描いた映画なのに、あくまでも前向きなエネルギーに溢れている。そこが本作の最大の美点だ。

 ここで演奏される音楽が今のキューバにおいてどれだけアクチュアリティのあるものなのか、専門外の私にはよくわからないけど、随所に登場するキューバの人々の笑顔、そして陽光煌めく街の風景は、前作と変わらず魅力的だった。(2018/5/10記)
じいちゃん、ばあちゃんが輝いてるのってどうしてこんなにうれしくなるのだろ。

それにしても人生何があるかわからない。人生終盤、かなり高齢になってからの大転換。ボーカルのイブライム・フェレールは食うために靴磨きをしていた時に声をかけられ、あれよあれよとグラミー賞受賞、世界をめぐるワールドツアーに。

それぞれの人生が透けて見えるドキュメントになっており、彼らの素の表情や思い、こだわりやお茶目なところも楽しめます。ブエナビスタソシアルクラブは好きでCDもよく聴いていましたが、歌詞の内容はこの映画で知りました。制圧され、先住民が殺され、奴隷制度からの人種差別、アメリカとの隔絶による世界からの孤立、苦しい生活を強いられる人も多いキューバ。そんな背景もオーバーラップさせながら歌詞を見ると、辛さ厳しさがあったからこそこうした音楽が生まれ、社交場に集まり寄り合って生きてきたのかなあと感慨深くなりました。

それにしても最後の最後まで自分が輝ける場所にいられるというのはうらやましい限り!Viva BVSC!

*映画としての点数はつけたけれど、こうした大先輩たちへのリスペクト、彼らを引き出したクリエイターたちへのリスペクトは5.0
良い意味で前作とは違う作風
わかってはいるけどそうだよね..悲しい
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