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『カティンの森』で巨匠健在を見せつけた、アンジェイ・ワイダの最新作。
たった2回だけの特別上映に駆け付ける。
個人的には高い評価を受けた『カティン…』だが、昔からのファンとしては納得の…
テーマ自体は「生と死」についてのお話ながら、何が凄いって劇中でワイダ本人が『菖蒲』の撮影をしちゃってるから凄い。しかし当然ドキュメンタリーなわけでは無い。自分の夫でありワイダの盟友でもあった人物を、…
>>続きを読む初のアンジェイ・ワイダ作品。観よう観ようと思っているうちに月日が経ってしまいましたが、先日アンジェイ・ワイダ監督が亡くなり、追悼上映ということもあって、シネマートでポーランド映画祭をやるということで…
>>続きを読む映画が監督なり俳優なりの実人生と地続き(ここでは主演女優のと)なんだということを、ここまでストレートにやっちゃった表現みたことない。なりふり構ってる場合じゃないし、物語の中につつましやかに隠喩として…
>>続きを読む『菖蒲』という文芸作品の映像化という側面と、主演女優のモノローグと本作の撮影風景が混在している作品。
この女優さん、撮影中に旦那様を亡くされたそう…。
その為にモノローグのシーンが追加されたとか。…
最初見たときに理解しきれない感じとかあって思わずいろんなとこのレビュー見ちゃったけど、いろいろ読んだらあぁなるほどってなった。
これふまえてもう一回見たいかも。
川辺のシーンは主役の女性がかわい…
いやぁ、凄い、凄い。見ながら何度思ったことか。
死と生を映画という枠を超えて生々しく描いていく。
アンジェイ・ワイダというとシネフィルから熱く支持される訳でもなく、何か重苦しく、もう分かってるつもり…