ラングーンを越えての作品情報・感想・評価・動画配信

「ラングーンを越えて」に投稿された感想・評価

ミャンマーは難しい国です。どうにもならない国ではなさそうに見えるので、期待してしまいます。なのにそれが裏切られる。

この映画の後、2010年11月にはアウン・サン・スー・チーさんの軟禁状態が解除されました。2011年には民主政府に政権が移譲され、漸く民主政権が軌道に乗るかと思いました。
ところが2021年には軍事クーデターにより、またしても軍事政権に逆戻り。
ワイでもイライラするくらいですから、ミャンマー国民の皆さんの落胆はさぞや大きいことと思います。

主演はパトリシア・アークエットさんです。実在のアメリカ人ローラ・ボウマンという人の役です。後に別の映画でアカデミー助演女優賞を授賞されますが、この映画では印象が弱いです。
傷心状態からいきなり民主化運動の闘士に変身するのですが、なんかフワフワです。ひょっとしてそのほうがリアルなのかもしれません。よくわかりません。

フランシス・マクドーマンドさんがチョイ役で出ています。
maru

maruの感想・評価

3.3
この手の映画はどう判断していいのかわからないから戸惑うのだけど、知らないことまだまだたくさんあるのよね、すぐ忘れちゃう
「人を救うために生きなさい」
映画fan

映画fanの感想・評価

3.8
1988年ビルマの民主化運動のアメリカ人医師が体験した実話ベースの話。
多少の脚色はあるとは思うが、実際にあったことだと思うと胸が痛む。
もっと多くの人に観てもらいたい貴重な映画。
物語的にも感動するし、いずれ又観たい。
mh

mhの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

軍事政権化のビルマ(現ミャンマー)で起きた8888民主化運動(1988年3月12日 – 1988年9月21日)と、軍による苛烈な鎮圧に巻き込まれるアメリカ人女性の脱出サスペンス。
ラングーンはいまでいうヤンゴン。
夫と息子を亡くした主人公は傷心旅行の最中。
市民デモでアウンサンスーチーが実名で登場する。
ジャーナリストを締め出した国では、市民の虐殺が行われているため、その目撃者は特に危険という状況。
ジョンブアマンはサスペンスがほんとうまくて、既視感ある設定でも緊張感がすごい。
クライマックスは橋を渡ればタイに逃げのびることができるところに降り注ぐ迫撃砲。
これがとんでもない臨場感。
マッドマックスも手がけた撮影監督すごいし、ハンスジマーの音楽も良かった。
なにより熱いのはこの映画が現実に及ぼした影響。
これがカンヌで話題になったことをきっかけにして、なんとアウンサンスーチーが釈放される。
間違った現実を正しい方向へと導く映画は数少ないけど存在してて、これがまさにその一本なのだった。
もう迷わないことを行動で示すシンプルなラストに目頭が熱くなる。
この終わらせかたは最高すぎる。
面白かった!
1988年ビルマで何が起こったのかを語る実話を元に作られた映画。アメリカ人の女医ローラは、強盗に幼い息子と夫を殺され、傷心旅行の為、姉とビルマのラングーンにやって来るが、パスポートを失くしてしまい1人取り残される。現地のガイド、アウン·コーと知り合い農村を案内して貰うが、その最中、軍政府が動きだし一度は、逃げるが、コーを見捨てられす、二人は追われる身になる。ほぼ政府軍から逃げるシーンが続くので、ずっとハラハラしながら政府軍の残虐さを目の当たりにする。美しくのどかなビルマの農村が悪夢に変わる様は、重く苦しい。1995年と古い作品だが、アウンサン·スー·チー氏は、2021年12月の時点で、軍に拘束されており、10件以上の罪で訴追されている。拘束は、長期化される模様。2021年2月にクーデターが起きる等、中々安定しない国政のミャンマーだが、現在は落ち着いている。スー・チー氏の映画は、観た事があるが、この作品はそれ以前の話で、興味深い。




ラストの方で、カレン族のゲリラに助けられるが、カレン族と言えば伝統的なシルバーアクセサリー、カラフルな衣装や手工芸品等が日本でも有名で、アジアン雑貨店などで目にする。また有名な首長族は、カレン族の中のひとつの部族だそう。そう考えると少し身近に感じる。
qqfowl

qqfowlの感想・評価

4.0
冒頭から見入ってしまった。
ミャンマーの風景とハンス・ジマーの音楽がよかった。と思ったらロケはマレーシアで行われたらしい。
ミャンマー語に字幕がなくて全く分からなかったのが残念。
タイ語のレオレオレオ!だけ分かった。
アスペクト比が4:3なのはビデオスルーだったから?
実話を元につくられた本作

旅先のミャンマーでの民主化弾圧に巻き込まられる

ミャンマーでは上映禁止になったらしい
めずらしいミャンマーの民主化運動の悲劇にアメリカ人が巻き込まれるという設定。アメリカ人の医者ローラ・ボーマンは、夫と息子を殺された悲しみを癒すために、姉アンディとラングーンを旅行するが、パスポートをなくしてしまい、発行までの間にまさかのクーデターに巻き込まれ、どうやって生き残るかというサバイバルが始まる。死にたいと思っていた人間が生きるためにひたむきになるという皮肉もいい。
アウンサンスーチの恐れない姿勢に心が動かされた。今観るべきかも
家族が殺された心傷を癒すために姉と一緒に観光に訪れたミャンマー。しかし、とある一件でミャンマーに取り残され、かつ、政府の民主化弾圧に巻き込まれる。。


映画「ランボー・最後の戦場」以外にミャンマー政治を舞台にした映画があったとは。。
まして監督はとあるカルト映画を作ったとなると、やや、不安がありました。。

確かに巻き込まれ型映画とは言え、ふらりと夜の街で民主化デモに付いていくなんてあり得ないし、ましてや、スーチー女史と出会うとか、、政治色全開だなあと。。しかしそれは単にミャンマーのざっくりとした歴史勉強シーンの役割で親切設計でした。

メインは肉親の死でやりようのない心の不在が、軍の虐殺を目撃することで壊れたエンジンが再始動する様ですか。
この監督さんの独特の紆余曲折な出来ごとでどこに落ち着くのかハラハラしますが、必死に周りの難民とタイを目指す。
知らず知らずに発揮される人を失いたくない気持ち。
しかし、いとも簡単に殺されていく人々。。
この差が虐殺の無慈悲さを見せつけてくれます。

それとは別に、
書けば普通になりますが、この映画、、劇中で天安門事件について触れおり、天安門事件はテレビで世界に報道されてるが、ここの事件は何処も報道されない。ということは、世界ではこの事件はおきてない事なのだ、、って言葉が刺さりました。。

何故、虐げられた人々を自由に国外に出さず、国内に封じ込めようとするのか。。
世界への目撃者はそれはそれで邪魔になる。。
全てを封じようとする治世者側が恐ろしく思えました。
>|

あなたにおすすめの記事