高度経済成長期、モーレツ社員を満載したJNR通勤電車を横目で見つつ、出まかせと要領の良さでなぜか出世していくアンチヒーロー平均(タイラ・ヒトシ)の経済ドラマかそれともミュージカルか。植木等って名古屋…
>>続きを読む皆の願いを叶えるクソ野郎のサラリーマン
心が軽くなった。もっと平均の様になあなあで、でも威勢が良くて元気の良いい無責任野郎に成りたい。日本人なら皆が憧れる最低で最高のダークヒーロー。ただ、画面越し…
お~これが植木等か!
植木さんがメインの作品を、初めて観ました。「どぉなっちゃうの!?」なんてどきどきしながらでしたが、最後まで愉快に観られました。滅茶苦茶なストーリーと思いましたが、後味がいい…
去年観たので思い出してレビュー。
高度経済成長期のサラリーマンコメディ。
ところどころで魅せる植木等のテキトーで無責任な感じがたまらなく面白い。
植木等の歌唱シーンで植木が歌っている所は広いスタジオ…
すごい作品だ。終わり方のあっけなさ。こんなふうにいけしゃあしゃあと生きたい。師匠と呼ばせてください。
合理と能率を正義とし、世の中の隅々まで数値化し、役に立たなそうと見たものは切る風潮の現代のオーバ…
このレビューはネタバレを含みます
日本殺人狂時代ニッポン実話ジダイとか日本ナントカ時代。んな東宝が得意とするところの時代考察映画そのなかの一つ。その魅力とは一つ高度経済成長期の都市風景そうアンビエントな近未来都市論映画として江戸東京…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
故・犬塚弘氏追悼&社会人の心得を身に付けるために鑑賞。
大島渚が本作を大絶賛したという逸話には納得がいく。蒲田調から大船調へと鞍替えをした(諸説あり)松竹に「目を覚ませ」と発破を掛けているわけで。…
同じクレイジーキャッツのハナ肇主演作『馬鹿まるだし』(監督山田洋次)では松竹らしく庶民の側から不合理な世界を描いていたが、本作は高度成長期を舞台にしたサラリーマンの出世ミュージカル喜劇。
主演の植…
「お姐ちゃんシリーズ」を継承して、クレージーキャッツの「おとなの漫画」「シャボン玉ホリデー」をかき混ぜて出来上がった、昭和の時代風潮を痛烈に風刺した古澤憲吾監督の歴史的喜劇。「社長シリーズ」に比べて…
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