ウェス・アンダーソン監督らしい実にすっとぼけた話。
絵本のような特徴的な色彩と絵作りはまだ片鱗を見せるだけだが、テンポの良いカット割はさすが。
中盤少々だれたが、終盤の作戦決行シーンは、稀に見る屈…
ウェス・アンダーソンのデビュー作。
ドタバタやシュールな演出、独特な色彩からウェス・アンダーソンを感じた。
強盗するシーンは予想してないことが起こるとグダグダになっちゃうところに笑ってしまった
…
映像も脚本も、今の洗練と色彩に比べたらぼやけてはいるものの既にウェス節がそこかしこに。力の抜けた笑いや子ども向けアニメ、或いは絵本のような優しい手触りはこの頃からか。あと、若かりしルーク・ウィルソン…
>>続きを読む少々おつむが弱い集団の現金強奪計画は、出だしは順調だがクライマックスの犯行現場でことごとく裏目に転じる。彼らは自分勝手な言動も含めてユルい。しかしそこで非人道には陥らないユルさは微笑ましい。慮る姿勢…
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