70.2980
都会の絵の具に染まれない者
恋人を追って田舎から大都会マニラにやってきた青年。生々しいタッチの映像に、序盤は青春王道ものまっしぐらの純情さと、都会の現実を対比させていく。その実、…
鬱なネオレアリスト的映画でフィリピン映画史の中でも最重要作の一つ。基本的に単調で一つ一つの出来事があっけなく展開されていくが、それでも沸々といやーな雰囲気が膨らんでいくのが感じられて目が離せない。ド…
>>続きを読む「死ぬまでに観たい映画1001本」945+212本目
1975年のマニラを体感できる。
中国人の華僑の親父が悪者。
田舎で漁師をしていた青年フリオは、周施屋に騙されマニラに連れられた恋人リガヤの…
現代フィリピンでプロレタリア作品は生まれうるのか?
もはやフィリピンにおいて貧困は"消費されるもの"になってしまったのではないか
授業で観たけれど、マニラ市街の地域柄や特色を知っておくとより楽しめる…
観光地でガイドさんの話聞けたらサイコ〜!になるように、フィリピン映画も専門家の話と併せて観たらサイコ〜!になる
マニラの地理感覚皆無ですが都市っておもしろいねぇ、通ってるストリートとそこを沿ってどこ…
作中に二つの映画のポスターが出てくる。一つは1961年のキリストを描いた映画『キング・オブ・キングス』でもう一つはエリザベス・テイラー、ロバート・バートン主演の『じゃじゃ馬ならし』。
『キング・オ…
経済成長の中で搾取される若い男女のメロドラマと復讐劇。
原作の解説に書いてあったんだけど、フィリピンの男性は日常的に爪の手入れをするらしく(美容院で手入れすることもあるそう)、『運び屋』でブラッド…