机のなかみの作品情報・感想・評価

「机のなかみ」に投稿された感想・評価

K

Kの感想・評価

3.8
男子の愚かさと狡さが見事にリアルに描かれた作品。

受験を控える女子高生の望と、望の家庭教師となった馬場、それぞれの思いのすれ違い、勘違いっぷりがとにかく面白い。

中盤ぐらいまでただただ気持ち悪いストーリーで続いていたのだが、そこからの展開がびっくりだし面白い。もうそこからは、どうやって終わるんだろうと気になってしょうがない。

そしてとにかく鈴木美生が天使のように可愛い!滑舌悪いけどそんなの気にならない。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.3
どことなく「さんかく」っぽい撮り方だなあと思ったら同じ監督でした。宮崎あおいと藤田ニコルを混ぜ込んだような不思議な雰囲気を持ったヒロインがとっても痛々しくて魅力的だし、あべこうじも非常に芸達者。けれど一番この映画で必要不可欠だったのは、あのブスな彼女じゃないでしょうか?前半と後半で展開をひっくり返しながらも、泣いてすがりつくシーンで二人の女をシンクロさせた良いまとめ方でした。男女間の薄っぺらさをよく表現した良い作品だと思います。女に泣かれると男はどうしてキツイのか、たぶん面倒なだけ。
自分にとっては重大な役柄の人物でも、その人にとったら自分はものすごい脇役でしかないかもしれないっていう…。それぞれ自分の世界を持っているけど、自分中心では世界が回っていないように、この物語にも中心がない。もちろん主人公だって誰かの世界の脇役、歯車でしかない。もしくは、まったく関係がない。
その人にとって自分がどんな存在だったかわかってしまう瞬間、自分が捉えていた“現実”はほんの側面や思い込みでしかなく“妄想”だった瞬間の描き方がリアル。

身もふたもない現実や本性が明らかになったときのぞわぞわっとする感覚と女の子のえげつなさが癖になる。絶妙に嫌だ!ボールペンとかリップとか…。みんな丁度よく気持ち悪い。

このレビューはネタバレを含みます

ラストの同時に交わされる2つの会話とか「ティッシュありますか?」みたいなあざとい演出がいちいち好きだった。そして吉田恵輔キモオタ的な人好きすぎでは。前半の中盤でずっと全く関係ないキモオタ的な人の顔越しで2人の会話撮ってたところはさすがに引いた。
り

りの感想・評価

4.0
本来当たり前のことなんだけど、それぞれの主人公の感情がそのまま他者の登場する割合に映し出されてるのがすごい
あと鈴木美生ちゃんのカラオケがほんとにかわいい
吉田監督の初期の作品ということで見てみました。
この頃から吉田節がありますね。
人間のクズの部分の描き方とか恥ずかしくなるような行動とか。
相変わらず人間の妙な悲しいポイント突いてくる笑
このどいつもこいつもって言うのがいいんだよなー。

だけど初期の作品だけあってどうも盛り上がりにかける。
構成とかおもしろいんだけど違う視点からとか。
なんか物語に少し退屈さがあった。「うわー」みたいのがあんまりなくて。

このあたりから「さんかく」とかにつながるんだよなきっと。
吉田節好きです。
あべこうじのゲス顔が似合う

前半はしょうもない家庭教師が生徒に恋するあほな話なのに後半を経てのラストはなんか変に泣けてくる。
この前半と後半の落差はこの監督の面白み。
シナリオの息抜きに観たけど死ぬかと思った。

吉田恵輔ずっと同じことしかしてないやん。恥ずかし死にするって。こんくらいわかりやすいと恋愛嫌いでも観れるわ。
吉田恵輔作品の中で一番好き。
初期作品だからこその粗さが登場人物のダメさ、でもどこか愛おしい感じとぴたりと呼応している。
自主映画が時にとてつもないマジックを起こすのは主にこの理由だと思う。
今後どんなに吉田監督が良い映画を撮ったとしてもこの映画がフィルモグラフィに輝き続けるのは間違いない。
…とまで言うのは褒め過ぎか?
でも少なくとも自分の中ではそれくらい愛らしいキュートな映画。
Rjork

Rjorkの感想・評価

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だらだらと人の中身を吐露してくれる演出は毎度見事だなあと感動する
俳優も楽しいだろうなあ
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