机のなかみの作品情報・感想・評価

「机のなかみ」に投稿された感想・評価

前半は楽しく観ていたのに
中盤から演出が上手過ぎて
後半の展開も想像の上の上で
終わり方も最高
吉田恵輔は日本を代表する監督の1人
吉田恵輔監督の長編デビュー作みたいです。

男はバカなんですね。
序盤のあべこうじさんの演技が少しウザかったですが、それが後半に効いてきます。


DVD特典の吉田監督とあべさん2人の音声解説も楽しかったので見てみてくださいー。
mifuraha

mifurahaの感想・評価

4.0
ヒメアノールを彷彿とさせるタイトル使い。
カセットテープ的演出法が好きだから楽しめた。
机のなかみ≒心のなかみ。

相変わらず吉田恵輔監督はエグいですな。
日常で秘された部分をあえて描いてしまうので、“イケないもの”を観ているような気分になるのです。本作で言えば…やはりボールペンですね(使い方は秘密です)…あ、当然のようにトイレの場面もありますよ。

それと、役者さんたちの。
魅力を引き出すことに長けていますよね。どんな表情が役者さんを活かすのか…それを熟知しているのでしょう。しかも、主演のあべこうじさんも、鈴木美生さんも。本業は役者さんではないのです。魅力を十全に引き出した監督さんも素晴らしいですが、それに応えた二人も見事。

特に鈴木美生さんは。
“人形”と“人間”であること。この両方を求められる難役。それを見事なまでに演じ切りました。僕が特に素晴らしいと思ったのはカラオケの場面ですね。憧れの男性と二人きりで緊張している様子が歌声から伝わってきたのです。そして、それが彼女の存在に“リアリティ”を与え、ググッと惹き込まれたのです。

また、その他の役者さんたちも。
適材適所と言って過言ではなく。
現実と虚構の真ん中を貫く物語を作り上げていました。

その物語の軸となる脚本も監督さんが執筆。
緩急を巧みに使い分けて“日常”をドラマティックに仕上げる筆致は芸の極み。あべこうじさんの使い方なんて典型的ではありますが、まさしく王道。あの“イタさ”は男性諸君(非リア充に限る)必見でありましょう。

ただ、全般的に。
コントっぽさが残るのは仕方ない…のでしょうね。
かなり低予算の作品だと思いますし。あと、全体的に音量が小さいのもツラかったです。劇場での鑑賞ならば気にならないのでしょうが、ボソボソ声が本当にボソボソになるのは勘弁なのです。だから、自宅鑑賞ではヘッドホン使用を推奨します。

まあ、そんなわけで。
デビュー直後から吉田恵輔監督がただ者ではない、と解る一本でした。低予算邦画に抵抗が無い人には、お薦めできる作品です。

それにしても。
鈴木美生さんが本作以降、あまり活躍されていないのが残念ですな。もしも、若かりし頃に彼女が傍にいたら…絶対に恋に堕ちていたと思うくらいに魅力的だったのですが…って何を言っているんだか…。
YS

YSの感想・評価

3.0
2007/4/21
配給 アムモ

視点が面白い。人の机の中身は見ないようにしましょう!そんなシーンないけど。
吉田恵輔のこういうところが最高
見ちゃいけない部分をみてるようないじわるな気分恥ずかしい気分
Keroyon

Keroyonの感想・評価

4.2
タイトルが面白そうで観た作品
男て単純で馬鹿なところを
吉田監督が上手く描いてると思う
長編監督デビュー作でこの面白さ
只者じゃない
そして…何年か後に
「ヒメアノ〜ル」みたいな作品を
撮るとは…
ここまで生理的な部分に踏み込むと覗いているような感覚に陥り、映画鑑賞ではなく映画泥棒であった。
すね

すねの感想・評価

4.3
うわ、なにこれ、おもしろ!

吉田恵輔監督作品。『純喫茶磯辺』『さんかく』『麦子さんと』とか好きで、いい作品を作る監督さんだなぁって思ってた。その監督の長編デビュー作品ということで観てみる…。

やっぱりおもしろ!な映画を作る人はデビュー作でおもしろさ爆発するんだね!ビビるよ!

『机のなかみ』センスあるなぁこのタイトルがいい。

机のなかみって結構人に見せたくない、見せられない特別なところでさ、知らない人に机を覗かれたらふざけんじゃねぇぞおいいってなるし見られてしまったことで恥ずかしいしでなんとも言えない。心も一緒。ちょっとは仲良くなってみてよ、それからだよね。

君が振り向いてくれなくても、僕は、わたしは、君が、君が、好きなんだー!大人になるとザ、片想いっていう片想い中の片想いってしない、しなくなる、だってつらいもん。若い時のように好き好きな熱いというかイカレるくらいの恋…したらいいじゃん。大人になっても。そう思わせてくれる!
てぃだ

てぃだの感想・評価

4.1
男はほんとバカ。女子の魅せるちょっとした視線や言葉や眼差しだけで、勝手に分かった気になって、「あれ?この娘もしかして俺のこと好きじゃね?」と勘違いしてのぼせ上り調子に乗る。で愚行に走る。その男のバカさと女子の感覚のすれ違いの描き方がものすごく巧い。ここにまた天才監督が一人あらわる。