不審者に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『不審者』に投稿された感想・評価

4.5

出会ってはいけない男女がその出逢いにより破滅の道に向かって往く、フィルムノワールの典型的小品の佳作。
〈ローマの休日〉と同じく赤狩りでハリウッドを追われたダルトン・トランボが友人の名を借りての脚本と…

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昼
5.0

警官が事故に見せかけて思いを寄せる女の夫を殺害する一連の悪意に満ちた所作。裁判の後初めて警官が女の部屋を訪れて、冷たくあしらわれ帰ろうとする警官が踵を返して彼女と抱き合うシーンのカメラの動きと編集。…

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IMAO
4.5

このレビューはネタバレを含みます

警察官の主人公(ヴァン・ヘフリン)は不審者の通報のあった家へと同僚と向かう。そこには元芸能人の人妻(イブリン・キース)が住んでいる。彼女のことを一目で好きになったヘフリンは、見周りと称して彼女の家を…

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あぁ
4.2

正直ツッコミどころしかないにも関わらず、凄まじいスピード感でスルーされるため、そんなことどうでもよくなる映画でした。

コンプレックスに裏打ちされた強い反骨心を持つ割には「金持ちになったら女侍らせて…

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4.4

行き着く先が凄まじ過ぎる…最初からすべてをしくじっていて、同情できることが1ミリも無い。
イギリス以前のジョセフ・ロージーを今回の特集で初めて観たけど、本作は終始いやーな感じといい、警官役のヴァン・…

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ゆう
4.4

これは傑作

ショットがカッコイイというよりも良く、些細な出来事から最後ここまで昇華出来ているなというダルトン・トランボのホンと、ロージーの卑しい人間像が上手く調和されている。

一言、ホントに出来…

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4.4

監督がジョセフ・ロージーで脚本がダルトン・トランボ、助監にロバート・アルドリッチという当時の米国に於ける「アカ狩り系作家」揃い踏みの一作。

終始ネチネチした警察官、ヴァン・ヘフリン(『シェーン』で…

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5.0
死ぬほどおもろい。
レコードのシーンは映画史必須の不気味さ。

ロージーはほんと読めないおかた。不倫の物語が、どんどん予想外の方向へ転がっていく。素晴らしく面白い!!
まず顔が胡散臭いんだけど、犯行のシーンでドアをキーキーやって相手の注意を惹くのも不審者ならでは…

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K
4.9
ホップ(町)、ステップ(ラスベガス)、ジャ~ンプ(砂漠のゴーストタウン)、ずいぶんと遠いところまで来た映画。

死んだ夫の声がレコードから亡霊のようによみがえるのめちゃ怖かった。

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