長机を蹴り上げて盾にし、銃撃を防ぐ鮮やかさ。それまで殆ど大きな移動をしなかったカメラが突然逃げるジョン•ペインの身体を追って走り出す。ダン•デュリエが納屋の中で自分の情報を売ろうとした手下を撃ち殺し…
>>続きを読む偽保安官ダン・デュリエの口車に乗り街の人々が敵になっていく恐怖映画。
フレーム内フレームの窓も見事だし、最後の決闘を観客のように人々が見上げてるのが恐ろしい。
横移動も抜群!走って隠れて馬が走り…の…
【絶体絶命が駆け抜ける】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載の西部劇『逮捕命令』を観た。チラホラ凄い監督だと聞くものの、なかなか遭遇しない監督アラン・ドワンの作品と遂に対面したのだが、これがとて…
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-323 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-550
🖋アラン・ドワン監督作品の中でもあまり知られておらず、なのに最も優れている作品…
男が殺人の罪を着せられるところから始まって、殺される前に疑いを晴らせるかみたいな話
村人の勘違いが加速しまくって何重にも罪を着せられてゆくのだが、主人公だから最後には疑いが晴れることは明らかだし、何…
ダン・デュリエに扇動された町民からジョン・ペインが逃げるシーンのサスペンスフルな長回しでの横移動が最高!机を翻し、樽を担ぎ、馬車から飛び降りたりと豊富なアクションも同時に展開されるのが素晴らしい。一…
>>続きを読む崇高なる傑作。偽保安官(我らがダン・デュリエ)の口車にまんまと乗った町人たちに襲われる話。
ジョン・ペインが這い蹲り、足で机を蹴り上げ、馬車から飛び降りる。この運動の豊富さにやられた!
白眉は町人か…
No.291[痛烈なるマッカーシズムへの皮肉、権力へ盲目になり"正義"を見失う人々] 80点
「牛泥棒」や「真昼の決闘」に似た所謂"社会派"西部劇であり、それらの内包するメッセージと類似している。…