聖し血の夜の作品情報・感想・評価

『聖し血の夜』に投稿された感想・評価

nabe0121

nabe0121の感想・評価

2.9
序盤は眠くなる展開でしたが後半が面白かったです
フィルム状態があんまり良くなく殺人者?の顔が余り見えずに黒いボカシみたいになってるのが怖かった
パブリックドメイン作品を扱っているYoutubeチャンネル、Cult Cinema Classicsで鑑賞可能な作品(一応日本語字幕も設定可)で、20年前に焼死した男の屋敷で起こる惨劇を描いた70年代カルトホラー。アレンジされた「きよしこの夜」が聴けるオープニングから良い雰囲気です。

あらすじを読んでいなかったので、ミスリードとも言える序盤のある登場人物達の展開には少し驚きました。終盤明かされる設定にはかなり強引な所が有りますが若干前ノリというか唐突なショックシーンは描写こそ控えめなものの歯切れが良く印象的で、犯人視点&被害者視点のアングルも時代を考えれば先進的。また、中盤の精神疾患の患者達がメインの回想も陰影が深く今作もレトロなのに更に輪をかけたレトロさが魅力となっています。

弁護士の愛人役の女性(アストリッド・ヒーレン)がいかにも60年代後半~70年代前半テイストで〇。
1972年 アメリカ🇺🇸スラッシャー・ホラー
共同制作者にあのトロマ社を設立したロイド・カウフマンの名前が💦
怪し〜タイトルからドタバタ虐殺物かと思ったら…ちょっと違いました

1950年マサチューセッツ州の小さな街で
クリスマス・イブに大邸の主人が焼死
遺言で彼の屋敷は保存されていたのだが、20年後遂に売却されることに

この売却をきっかけに屋敷で惨劇が始まるのですが…
オープニングは綺麗なお姉さんの寂しげなナレーションで始まり、よくあるスラッシャー映画とはちょっとばかり違う雰囲気
どちらかというとゴシック・ホラー
人が次々と殺されていく…でもそには理由があり、その謎を探るミステリー・サスペンスの要素も
中盤からこの邸宅と街の秘密が明らかになるのですが、その回想シーンもセピア色で古い無声映画ようです

よくよく考えると「とんでもない」話なんですけど観ている間はそれを感じさせない雰囲気!そうなんか雰囲気〜がある作品でした

確かにカルト・ホラーと呼ぶのにふさわしい作品でした
画質の劣化がかえって作品の禍々しさを際立たせてる。きよしこの夜の不協和音バージョンがなかなか良い。殺害シーンは少しイタリアンホラー風味。精神病院とまだ距離のある時代の描き方。
めちゃくちゃ怖いし最後まで展開読めそうで読めないw


全然面白くなさそうだな〜って見始めたら、サスペンス映画としてもスラッシャー映画としても面白かったー!!!


最後の回想シーンも画質の荒さが不気味さをより際立たせていてめっちゃ怖いw


こういう隠れた傑作に出会わせてくれるWHDジャパンには感謝しかない(-人-)
町の富豪だった男が焼死した。
彼の遺言は残された洋館を孫に譲り、決して取り壊さず、そのままの状態で保存する事。
時は流れ、洋館は取り壊される事となったのだが、孫だった男が再び町に現れ、惨劇が起こる。

救いが無くて陰惨。
オープニング、町長の娘の独白は怪綺談を聞かされているような味わいがあって、雰囲気抜群。
画質の悪さや左右トリミングに時代を感じるけど、それがまたこの作品にあったゴシックな雰囲気を醸し出していい作用が働いてるような気がします。
寄生者たちと狂人たちの狂宴。
古いフィルムのようなタッチの回想シーンが怪奇映画のように禍々しい。

みんなが黒の革手袋してるのはミスリードしようとしてるのかな?
誰が犯人かというフーダニット要素よりも、この事件の狂った起点に惹きつけられました。
古びた洋館の歴史は町の狂った歴史へ繋がっていき、やがて終焉へと向かっていく。
dude

dudeの感想・評価

3.7
素晴らしい倒錯。全てが説明されたようだがむしろ冒頭(雪上で焼死!)から分からなくなる。もっと街が撮られていれば...。『センチネル』も観たい〜。映像の劣化がひどくて回想では画面の黒がカビみたいだった。殺人のキレも良いので交換手のおばちゃんのとこもう少し鮮明に見たい。
csm

csmの感想・評価

5.0
完璧な音楽と撮影、屋敷に革の手袋に黒電話、チーンのベルにペパロニ・マカロニ・ポテトサラダ、ボロボロの画面も気分を盛り上げるしなんと言っても患者の行進。禍々しさと美しさと。
雪積もるなか、屋敷から出てくる火だるまの男と回想録的なオープニングからしてもう。呪われた家と連続殺人。音楽もカッコいいし、終盤のセピア色での回想シーンのなかにキャンディ・ダーリンが出ていて…最高。ノイズだらけの画質ではあるけれどこのままでも十分に雰囲気があって素晴らしかった。メアリー・ウォロノフとジョン・キャラダイン。
GaPTooth

GaPToothの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウィルフレッド・バトラーの屋敷を舞台に、陰惨な連続殺人が幕を開ける。
実に20年越しの怨念がクリスマスの夜を惨劇で彩るヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!

ターゲットの4人は、次々と奇妙な電話で呼び出され、怯えながらも屋敷へと向かい、そして...。

明かされていく犯人の動機と目的。
犯行の裏にあった驚愕の事実。
予期できなかったエーーーッ(・д・oノ)ノ

ドキュメントタッチのオカルト・ホラーを堪能。画質の粗さと陰影が不気味過ぎて恐怖感倍増。
解き放たれた精神病患者たちの脱走シーンと自分たちを虐待していた医師たちへの残虐な仕返しシーンに心臓がバクバクキューンッ💦
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