スタア誕生の作品情報・感想・評価

スタア誕生1954年製作の映画)

A STAR IS BORN

製作国:

上映時間:154分

ジャンル:

3.7

「スタア誕生」に投稿された感想・評価

古池

古池の感想・評価

3.8
病めるときも健やかなるときも。
とは言えども、夫婦の運気の上昇と下降が対照的に噛み合わないもどかしい状態でも、献身的な愛を貫き……って、ことで良いのでしょうか?皮肉なストーリーとまでは言えないんだろうけど、ほろ苦い?いや、羽ばたいたんだよね……

ミュージカルシーンたっぷり。ジュディ・ガーランドが凄いんだろうことは感じる。
よくあるシンデレラストーリーかと思いきや後半で一気に濃密な人間ドラマになる。後半の流れが最高。好き。
ノーマンとジュディの人生を重ねずにはいられないよね…
hrt2308

hrt2308の感想・評価

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54年製作。
今回観たのはオリジナル版(181分)からカットされたナンバーを戻し、さらに失われたシーンをスチル写真で復元した176分版(83年)らしい。

ジュディ・ガーランドは4年ぶりの映画出演だったとのこと。
ハリウッド・スターのノーマン・メイン(ジェームズ・メイソン)に才能を見いだされスターとなっていくエスター(J・ガーランド)。二人は結婚するが、酒癖が悪く撮影に支障をきたす常習犯だったノーマンは 人気を失いさらに酒に溺れていく。大スターとなったエスターは夫のノーマンを必死で支えようとする、、、。

しかし撮影現場の現実のJ・ガーランドは遅刻常習で大幅に製作期間や予算が膨張しまった。作品の役とは逆で皮肉なことだ。その後、彼女の作品は「ニュールンベルグ裁判」まで途絶える。
それでも歌う姿はスター以外の何者でもない存在感だ。

相手役のJ・メイソンのハリウッド・スターという華やかな役は珍しいと一瞬思ったがアル中という影の部分がある役ということで納得。当然上手い。

当時ワーナーはこの作品にJ・ガーランドの復活を賭けていた。監督もジョージ・キューカーで体勢は万全だったはずだが、アカデミー賞は取れなかった。
saki

sakiの感想・評価

4.2
前半はエスターがスターになっていく過程で、見ていてわくわくして楽しい。後半は、エスターのノーマンへの愛が強くて、それが強いほど悲しい。
後半は特に、ストーリーが進むにつれて感情移入してしまう。

ジュディガーランドの歌声がすごい!力強くてかっこいい!その点だけでもかなりポイント高い。

いろんな点で感動できる映画。
物語の前半と後半で雰囲気ががらりと変わる映画。ジュディー・ガーランド美声✨
どうしてもジュディ・ガーランドとノーマン・メインを重ねてしまう。
その上で”The Man That Got Away”を聞くとこの映画がジュディ・ガーランドの今後を示唆しているように思えてならない。
ジュディガーランドは史上最高のエンターテイナー

もう「アメリカの娘」ではない、成熟したジュディの演じる無償の愛
無償の愛、こういうのに弱い

the man that got awayのシーンは全てがパーフェクト。
ジュディの衣装も可愛いネイビーで、照明は上質な空間を作っていた。

この映画でジュディガーランドに全てを勝ち得てもらいたかった
グレースケリーの「喝采」も見てみる
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.5
めくるめくスターが入れ替わる華やかな芸能界。

スターへ登り詰め成功を収める女優とだんだん落ちこぼれていく俳優の2人の対比が描かれている。

ジュディ・ガーランドの素晴らしいパフォーマンスは言うまでもなく、ドラマとしての側面も見応えがあった。

ラストシーンには胸が熱くなり、涙が出た。
ウェルマン版も傑作なのだが、こっちも負けてない。
ガーランドの歌声は圧巻の素晴らしさで、バーでthe man that got awayを歌うシーンは鳥肌モノ。
何より緩やかに迫るカメラで捉えられたキューカー十八番に美しい空間演出が涙が出るほど感動的。
後半はミュージカルシーンがやや浮いていてチグハグな印象を受けてしまうのが勿体無いが、
終盤ノーマンがエスターの献身を知ってからの展開は良い。
風に飛ばされたティッシュを追ってカメラがエスターからノーマンへ移動するシーンは天才的。

フィルムが欠落しているのが本当にもったいない。
そんな映画は山ほどあるんだけど…。
pier

pierの感想・評価

3.2
ジュディ・ガーランド渾身の演技がひしひしと伝わってきました。
『喝采』のグレース・ケリーも良いけど、彼女に賞を渡すべきだったかと思います。
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