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「オリバー!」に投稿された感想・評価

『古典劇では悪役こそが実は主役』


フェイギン役のロン・ムーディに全部持っていかれてしまった!
表情、身のこなし、歌声、ダンス・・・どれをとっても魅力的で、憎めないケチな悪党を見事に演じきって鮮烈な印象を残している。

こうした古典的な市井の人々の物語においては、時代に翻弄されながらも逞しく生き延びる下層階級民が往々にして重要な役割を担っており、えてして模範的な人物よりも悪役の方がキャラクターが立ってしまうものだ。

何しろオリバーのような美しい容姿を与えられていないのだから、汚い商売に手を染めてでも世知辛い世の中をサバイヴするしかないのである。

もう一人の強烈な悪役であり、何でもありの猛獣のようなビル・サイクス(オリヴァー・リードが演じている)に対してフェイギンには悪党なりの美学があり、比較上どうしてもフェイギンの方に肩入れしてしまう。

という訳で、最後にようやく更生するかに見えたフェイギンが再びドジャーと組んで陽をいっぱいに浴びながら意気揚々と泥棒稼業に戻ってゆくダンスシーンには、思わず拍手喝采を贈ってしまった。
「がんばれ!生きろ!」と。


全体としては、古典的勧善懲悪パターンの物語ながらそれだけにとどまらない人間の暗部にもしっかりと踏み込んだ作りになっており、一見の価値のある壮大な活劇ミュージカルでありました。
ミュージカル好きの方は迷わずどうぞ!
akane

akaneの感想・評価

4.5
2021秋に東宝/ホリプロ主催の舞台があった映画版。 
50年以上前の作品と思えないくらいミュージカルシーンが素晴らしかった!!特にConsider Yourself,It's A Fine Life,Who Will Buy?のシーン。
フェイギン役の方凄かったな〜ナンシー役の方とドジャー役の方もとてもよかった。
バビ

バビの感想・評価

3.0
王道ミュージカル!とにかく子供たちがかわいい!ドジャー大好きだ〜!!フェイギンもユニークさがあるから割とすき、時間的にちょっと長くてだれてしまった、前半は子供たち活躍してたけど後半は大人たちのゴタゴタに子供たちが巻き込まれてる感がすごくてあんまり楽しめなかったかな〜、オリバーが能動的な主人公っていうよりただの軸って感じがしちゃった
七海

七海の感想・評価

3.7
オリバーとドジャーがかわいい
後半結構辛かった、ビル怖すぎた久々にやばい悪役みたよ
スリのおじいさんはなんか憎めない
chaooon

chaooonの感想・評価

4.2
オッリバ〜♪オッリバ〜〜♬
の歌が頭を離れない🤣🎶

今秋、公演していた日本語翻訳ミュージカルを鑑賞したので、映画版も久々に再鑑賞🎶

19世紀のロンドンを舞台に、孤児のオリバーの数奇な運命をエネルギッシュで陽気に描くミュージカル🎶
アカデミー賞の作品&監督賞他、6部門も受賞している名作ミュージカル🎶

子供たちがとにかく可愛い🥰
ミュージカルだから楽しくコミカルに見れるけど、貧困や児童虐待、女性蔑視な描き方はなかなか実は重い内容🤔
原作はクリスマス・キャロルで有名なチャールズ・ディケンズ🎄
辛いだけではなくて人間讃歌な部分があるのは、通ずる感じはある✨

まさか食肉処理場をミュージカルのシーンに入れ込むとは🥩‼️画力が強い‼️
そこからロンドンの街での人々の仕事や営みが垣間見れるかなり大掛かりな撮影シーンは見どころ😋🎶🐟🗞🥬📦🍾
後半に出てくる上流のお屋敷が立ち並ぶ場面でのミュージカルシーンとの対比も面白い🎶🎩🌼🎀🌹
前半の雑多で活気がある感じも、後半のエレガントで抜けの抜けのある感じの歌も好きだなぁ〜🎶

美術部門でオスカーを取ってるけど、セットがかなりお金掛かってそうな豪華な造り込み✨✨

主人公オリバー役は天使のようなお顔と儚げな歌声のマーク・レスター君👼✨
不憫な子供たちの中でも、なんとなくお上品さが出ますね😌✨

ロンドンで出会いオリバーを仲間に引き込むドジャーのジャック・ワイルド君は逆に滲み出るやんちゃさがまた可愛い😋💕

子供たちを従え、こき使うけど、小物感が隠しきれないロン・ムーディ演じるフェイギンは今作でゴールデングローブ賞を受賞🏆✨
肉が腐ってる→ジンを飲め!は衝撃😂
飼ってるフクロウちゃんが名演技🦉w

ビル・サイクス役のオルヴァー・リードはちょっとハビエル・バルデムに似てる😲

お酒を引っ掛けて裁判に臨む判事のおじいちゃん観たことあると思ったら、『ポランスキーの欲望の館』のハレルヤ🤪🙌🏻じいちゃんか😇

そういえばポランスキー版オリバーも観たはずだけど、全く内容が思い出せない😇

ミュージカルが馴染みない方でも皆んな知ってるであろう“ウンパッパ(Oom-Pah-Pah)♬"は今作の曲🎶
ストーリーと絡めた差込みが上手くて、終盤の盛り上げに一役買ってる感じ♬
2部構成の舞台版だと、曲使いのバランスがどうしても変わってくるからアレだけど、映画版の演出が好きだったなぁ😋

そして完全にラストを忘れていたのだけど、結構衝撃的な展開〜😱
底抜けハッピーエンドではないちょっと現実のシビアさを感じる部分はロンドン発ミュージカルなのかなぁ〜🥺




 〜 ♬ 〜 ♬ 〜 ♬ 〜 ♬ 〜 ♬ 〜




ここからは余談。
10月に日本人キャスト版の舞台を東急シアターオーブにて鑑賞🎶
舞台版は1960年にロンドンで初演をしてから、長年愛されるミュージカル🎶✨
日本では約30年ぶり再演だとか!
今回はリバイバル版に更に手を加えた世界初演となる新演出版✨
振付はあのマシュー・ボーン🕺🏻

映画以上に子供たちの可愛さが際立つ、心が躍って癒し効果のある舞台だった😍
映画版は男の子オンリーだったけど、舞台版はちゃんと女の子も入ってて(主要の役ではないけど)なんかその辺もいいなと思った😌(時代考証とは合わないのかもしれないけど?)
でもやっぱり2部からラストに掛けては少し暗くて、ショッキングさがあったかな😂

オリバー役の子が透き通るような歌声で心が洗われるようだった🥺✨
特に”Where is Love?♬”は心に染み渡って映画版より素晴らしく感じた✨
映画版ではタイトルローのオリバーがまさに主役!って感じだったけど、舞台版はドジャーの方が、歌って踊って、器用に立ち回って、パフォーマンスだけ見たらかなり目立つポジション!

ナンシー役は『17Again』に続いてソニンVer.で観れてかなり満足😍
擦れた生き方をしてきてガサツで、でも優しさが溢れてて❣️愛と良心の間で葛藤する姿に胸を打たれた🥺✨
歌も良かった〜♬ソニンの歌好きだわ🎶💕

主演のフェイギン役は偉大なるキャメロン・マッキントッシュより直々にオファーがあったという市村正親Ver.で✨
初市村さんだったので、ザ・市村ショーに歓喜🥳
フェイギンの滑稽さと狡猾さ、それでいて憎めない感じを出しつつ、ラスト締めを完全に掻っ攫っていくあの存在感はさすがでございました👏✨
ラストシーンの余韻が凄い🥺✨

クルクル開いたり閉じたり展開するロンドンの街並みのセットが、ダイナミックで迫力あったし、デザインも素敵だった✨✨

やはり舞台は舞台の良さがある❣️
虚無

虚無の感想・評価

3.2
人権なさすぎて怖くて泣いちゃった

パフォーマンスシーンはこれぞミュージカルでとても良かった

けどあまりにも辛い世の中だ…
米

米の感想・評価

-
舞台2回目は断念したから映画で我慢、、、
ラストはこっちの方が好きだな!
流石にアカデミー作品賞で、第三の男、フォローミーの巨匠キャロルリードだけあって、演出、セット、構図が完璧!
誰でも知ってる有名なナンバーオリバー!がオリバーツイストだったと今知った!有名過ぎる原作で、誰でも展開は知ってるし、日本でも同じ様な話に翻案されたのも多い!
孤児院とか貧困層の酷さがこれでもかと描かれ、オリバーに同情する。
同じオリバーでもオリバーリードが冷酷無残な最低の悪役で憎々しい!
スリの親分が意外に身軽でダンスが軽やかなのに驚く!なんと言ってもマークレスターの美少年ぶりと、ジャックワイルドの小悪党ぶりが良い。酒場の女シーラホワイトが歌も踊りも上手い!
原作に忠実なのか、最後にマークやジャックが悪役に対して、もっもコテンパンにやっつける展開があれば胸がスッとしただろう。
その後でマークとジャックは『小さな恋のメロディ』で再会し、大人をコテンパンにやっつける訳だけど。
★★★liked it
『オリバー!』 キャロル・リード監督
Oliver!

原作-ディケンズ
ミュージカル&ドラマ

歌&踊り
孤児オリバー
スリ窃盗団&出生の秘密

Trailer
https://youtu.be/U1-Q3nyMelc
一旗あげに出てきた
素直にすごい!楽しい!『第三の男』キャロル・リード監督が × あのオリバー・ツイストを × ミュージカルとして映画化!まさしくタイトルの「!」ビックリマーク。時が経って多少色褪せても今尚その影響力を否定できない華やかなミュージカル。記憶に残る見事な楽曲、歌や踊りに大人数による一糸乱れぬパーティータイムが映画の魔法的祝祭感満載で否応なしにテンション上げる。はじめてのおつかいもする、人の醜さと優しさ。

ここで一丁スッてやらなきゃ

P.S. 舞台があるのを知ったので気になる
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