評価つけるの難しい。
面白いんだけど、今まで観てきた小津作品とは違っているように感じる。心の中に生まれる罪の気持ちがうまく消化しきれていないのはよく表現できてると思った。
ただオチが好きじゃない…
夫の復員を待つ妻が、急病の幼子を治療費捻出のため、身を売ってしまったという悲劇。隠しおおせぬ妻と事情を察しながらも赦せぬ夫、夫婦の葛藤がやるせない。過酷な現実は、戦場だけではなく銃後にもあったという…
>>続きを読む暴力・アクション(スタント)、話の重さが
他作と異なるが故評価を得れていないのか。
戦後まもないタイミングで題材として
この時代の空気感は伝わるものがある。
(現代の価値観とは別のもの)
妻の狂…
誰が為のその愛か。私を知らないあなたでも、それでもいいの。転げ、挫け、泣きつく時、私は祈る。もう戻れないあの頃から、成長か、退化か、はたまた風化か。
見せてちょうだいあなたの泣き顔。私の前だけよ。…
小津監督が失敗作と自分で言っているだけあって、他の作品より劣る感じはした。戦争が終わったから、男たちは兵隊から会社員に戻って少ない賃金をもらう生活に戻ったかも知れない。この当時、子持ちの女を働かせて…
>>続きを読む☆私の小津遍歴は、あまり育ちが宜しくなく、浮草から始まって、長屋紳士録や宗方姉妹に惹かれて、紀子三部作をしっかり受け止めきれていない状態です。
☆当作、冒頭のガスタンク?とその手前の安普請のボロ家、…
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