風の中の牝鷄に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『風の中の牝鷄』に投稿された感想・評価

誰が為のその愛か。私を知らないあなたでも、それでもいいの。転げ、挫け、泣きつく時、私は祈る。もう戻れないあの頃から、成長か、退化か、はたまた風化か。

見せてちょうだいあなたの泣き顔。私の前だけよ。…

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4.6
田中絹代の階段落ちヤバイ!小津でホッコリしよ☺️と思って観たからショック。
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中
4.5
こんな小津安二郎はイヤだ。
イヤやけどちゃんと小津してて好きやった。結婚して夫婦になりたくなった。
りん
5.0

階段、場面に合わせて上ると下りるの運動が使い分けられていて、缶の落下で匂わせたあとそれで終わらず時子自身(スタントらしい)が本当に危ない落下をしてまじでビビった。それでもふらふらと上るアクションに戻…

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小津安二郎

田中絹代
佐野周二

小津には珍しい暴力シーン、究極は妻が階段から転げ落ちるシーン。

小津自身は失敗作と自認。
貧困の中息子の治療費捻出のため一度だけ身を売った妻を夫は許せるのかとい…

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小津作品は5点じゃ足りない。5億点くらいつけたい。一つ一つの画に森閑な詩情が詰め込まれ切っている。美しい音楽が迷える人の手を優しく握りしめてここではないどこかへと連れ立ってくれるように、小津の映画も…

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ユロ
4.7
小津っぽくない映画。
看護婦たちの会話、ヴィダーの『南風』の影響がモロに出てる。
小津は映画の中で人間の真実性をずっと追求していたんだな。

少し前に観て高評価した古典映画と同じプロットではあるが、こちらは出会いからは描いていないのでストーリー展開はかなり少ない。

にも関わらず、核心部分までは割と早く進む。

そこからのそれぞれの悩み方…

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 面白かったです。カメラワークも立派でしたが、階段のシーンは見事としか言いようが無く、スタントマン使ってないのも凄い。田中絹代さんの根性に肝が冷えました。女優魂を見してもらった気がします。あと大家さ…

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ラヴストーリー「第七天国」に匹敵する感銘を受けた夫婦愛を描いた小津安二郎監督の比類の無い傑作。夫佐野周二の帰還を待つ田中絹代は、生活費にも事欠く中子供中川秀人が大腸カタルで入院、看護婦から十日分前払…

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